手軽な一揆の起こし方

エセ評論家の生活と意見

AF-S Nikkor 35mm F1.8 G ED

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黒松内カタクリ

単焦点レンズの試し撮りです。

調子に乗ってF2.8くらいで撮ってしまったので、かなり被写界深度浅いですね。レンズ性能はいいのでしょうが、問題は写真を撮る自分のウデ(苦笑

せっかくボケを出していても、肝心のバチピンしている花(画面正面)が個性が弱く、合焦していない花と存在感の優劣がつきません。これではウォーリーを探せ状態です。見栄えのする作品に仕上げたければ、合焦した被写体はもっと存在感のあるモノのほうがいいでしょう。

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黒松内カタクリ その2

こちらは多少、合焦点がわかりやすいですね。ただ、ぼかしすぎたせいで後景のカタクリがドロドロに溶けてしまっています。

馬鹿の一つ覚えみたいにぼかすのが得策、というわけではないという好例です。

写真とは、つまるところ(畢竟、なんて言ってみたり)情報のコントロールなのでしょう。後ろの存在感をどれだけ残すか、あるいは捨象するか、それをコントロールするツールがボケなのであって、ボケそのものが目的ではない、ということを、再認識しました。

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カムイチャシ

惜しむらくは、左端のつぼみが画面から切れてしまっていること。

非常に素人的ミスです。まぁ素人ですがw

こちらはF5くらいの絞り値だったと思います。

これ以上ぼかすと、背景がなんだかわけがわからなくなるでしょう。

 

何事もほどほどに、ということですね