1.アニメーション技術面 28/30
1)キャラクター造形(造形の独自性・キャラ間の描き分け) 4.5/5
2)作り込みの精緻さ(髪の毛、陰影など) 4.5/5
3)表情のつけやすさ 5/5
4)人物作画の安定性 5/5
5)背景作画の精緻さ 4.5/5
6)色彩 4.5/5
2.演出・演技 76.5/85
声優
1)せりふ回し・テンポ 5/5
2)主役の役者の芝居(表現が作品と調和的か・訴求力) 4.5/5
3)脇役の役者の芝居(表現が作品と調和的か・訴求力) 4.5/5
映像
4)意義(寓意性やスリル)のあるコマ割り 5/5
5)カメラアングル・画角・ボケ・カメラワーク 4/5
6)人物表情 5/5
7)オープニング映像 5/5
8)エンディング映像 5/5
音楽
9)オープニング音楽
作品世界観と調和的か 5/5
メロディ 4.5/5
サウンド(ヴォーカル含む) 4.5/5
10)エンディング音楽
作品世界観と調和的か 4.5/5
メロディ 4/5
サウンド(ヴォーカル含む) 4/5
11)劇中曲
作品世界観と調和的か 4/5
メロディ 4/5
サウンド(ヴォーカル含む) 4/5
3.ストーリー構成面 36.5/40
1)全体構成 9/10
2)各話脚本 9/10
3)全体のコンセプトの明確性 10/10
4)各話エピソードと全体構造の相互作用 8.5/10
総合スコア 141/155(90.96%)・・・Sランク
SSランク・・・95%以上
Sランク・・・90%以上95%未満
Aランク・・・75%以上90%未満
Bランク・・・60%以上75%未満
Cランク・・・45%以上60%未満
Dランク・・・30%以上45%未満
Fランク・・・30%未満
続いて、同じ京アニのテレビ最新作だった、「小林さんちのメイドラゴンS」の寸評。
いや、これは意外に高く出た(ちょっと高く評価しすぎたか?、いや、スコアを積んだだけだ)
90%未満のAクラスくらいであろうと思っていたが、意外と残った。
結局、京アニ作品に共通するのは、
1)ストーリー構成のバランスのよさ
2)心象描写等の演出の的確さ
3)演者の芝居のレベルの高さ
4)当然のことながら、絵のうまさ
に尽きる。
相当に高いレベルのものを、当たり前のようにさりげなくやってしまっていることが、このスタジオがプロの間でも別格として尊敬される所以なのだろう。