手軽な一揆の起こし方

エセ評論家の生活と意見

東京出張2022.08

 

1.チェーンの居酒屋の方が安全か

去年の11月以来の東京出張だった。

自分が所属する同業者団体の東京にある本部で、研修講師をする仕事だった。

前回の東京出張は、帰ってきて写真のRAW現像をしている最中に調子が悪くなり、みるみる下痢に苛まれ食中毒になったことを悟った。

今回は、新橋の変な焼き鳥屋などには入らず、懇親会も八重洲地下の日本海庄屋だったので、今のところ無事である。

ちなみに、いままでこの団体の懇親会で毎回来ていた日本海庄やも、なんと来月で閉店という。

賃貸の契約が切れて撤退というだけなのかもしれないが、「庄や」はチェーン店としてはマシな方だし、今までもよく来ていたので、やや寂しいところはある。

ところで、こういったチェーンの居酒屋的な飲食店も、やはりピンからキリである。

個人的に最悪どころは、ワタミ千年の宴などという印象。

店員も悪いし、店もそこはかとなく不潔な印象がある。食べ物などギトギトで毒としか思えないような劣悪なものであった。

つぼ八もよい印象はない。

そういえば、どちらも旧イトマングループだったように思う。

そこへ来れば、日本海庄やを始めとする「庄や」グループ(場所によって「京都庄や」だったり「琵琶湖庄や」だったりして、各地ごとに合った素材を使った料理や酒を出しているらしい)はかなりまともである。

居酒屋よりもグレードが高いコンセプトのチェーンで、まず間違いがないのは「がんこ」だろう。

お酒も料理も出て、夜中心の店が多いため懇親会用途などが中心で、居酒屋と選択肢として被るが、料理の質は確実にここが上である。値段も高いが。

 

2.宿泊

金曜日の夜8時半に千歳から羽田に飛び、浜松町のホテルに泊まった。前回来て食中毒になった時と同じホテルだった(偶然予約したら同じだった)。

www.hotel-azur.com

 

部屋は14平米で、東京ならばまぁこんなものだろう。

会議室運営会社のTKPが母体のようだ。

大塚家具の長女の方が創業者である父親に反乱を起こした後業績が傾いた時に、彼女に手を差し伸べて(?)家具屋のフロアの一部を貸会議室にするなど迷走するという、助力を与えたのかとどめを刺しに来たのかよくわからない立ち回りをした企業だったような気がする。

部屋の水回り設備は古い。

14平米の部屋に、小さなシングルベッドを無理矢理二つ入れたタイプのなんちゃってツインである。

シングル用にも提供できる、よくある部屋だ。

それゆえに部屋は狭い。

通常、例えば相模鉄道グループの「ホテルリソル」札幌や、同じく中島公園近くの老舗「札幌パークホテル」、あるいは大通り沿いの、新庄ビッグボスが住まいにしている「ロイトン札幌」などのグレードのホテルは、ツインを単身者に貸す場合でもアメニティは各二つずつである。去年春に宿泊した京都の新阪急ホテルも、今回のホテルと同じようにケチな部屋だったが、アメニティは二つずつであった。

しかし、ベイサイドアジュールはわざわざ一つにしている。

宿泊客に合わせてアメニティを増減させる手間=コストと、一人の宿泊者にアメニティを二つ用意するコストのどちらが高いかはわからない。しかし、ここら辺に各ホテルのコストの削り方が出ていて面白い。

しかし、部屋にはドリップコーヒーとミネラルウォーターが用意されており、これは悪くなかった。

風呂の混合栓のハンドルも新しいものだった。古いものだと、水の栓と湯の栓が別々で、湯は熱湯が出るため水で薄めるのだが、シャワーの温度がいい塩梅になるまで調節するのがめんどくさい。このホテルは、最近の住宅と同じく、温度調節のハンドルと水勢のハンドルだけなので、操作がしやすい。

こうした一つずつが、全体の点数に影響すると思う。

ベッドは小さいものを二つつなげて並べたところで、真ん中に寝ようとすれば隙間が空いて落ちるわけで、どちらか一個のベッドを使わざるを得ない。これはまったく無意味である。

部屋には無駄に大型の50インチクラスのテレビが壁掛けされていた。ネットテレビというわけではなく、こうした備品に金をかけるよりほかに回した方が良いのではないかとも思う。

竹芝桟橋近くから。去年もここ撮った。

今回は新入生のAF-S NIKKOR mm f1.8デビュー戦である。

朝、すぐ横の竹芝桟橋のコンビニに出ると、早速人混みである。

伊豆大島行の船

伊豆大島行の船に多くの家族連れが乗っていた。

子供は夏休み。土曜日だあら当然か。どこへ行くにもこれだけ人が多いのは、慣れてし待った人には当然なのかもしれないが、私にはもはや相当なストレスだ。

近くの緑化しているビル

曇っていて、しかも海沿いのため、湿度はあるものの気温30度少しだった。

暑すぎず助かった。京都市内の酷暑への耐熱仕様も備えている私であれば、割と楽に過ごせた。