手軽な一揆の起こし方

エセ評論家の生活と意見

試写2022.06.25

 

1.小樽

小樽の本屋に行ったら日本海側は晴れでした。

毛無峠

霞んでるけど、街の方は結構カリカリに映ってますな。

AF-S NIKKOR 85mm F1.8Gで遠景に焦点を当ててみたら、あれ、こんなにカリカリだったっけか?というような感じに写った。

写りが硬いとは言われているが、たしかになかなか。

Zレンズのような高精細な「サラサラ」感ではなく、ちょっとカリカリした前世代的な写りなのかしらん。

 

2.喜久屋書店

www.wingbay-otaru.co.jp

行ってきたのは、いつものココ。

小樽に行くのはここに行く以外大抵用がない(失礼

ここは蔵書数はそこそこ(大津の一里山フォレオ大垣書店くらいか)で、言って目当ての本がある確率は5割くらい。

本のキュレーションもそれなりにできていて、札幌にいくつかある自称「書店」で半分以上文具売り場の北海道版無知の殿堂たるコーチャンフォーよりはずっといい。

 

3.お目当ての本

で、複数候補の中から最終的に手に取った2冊のうち一冊がこれ。

重っ(苦笑

見開きでさらさらっと読んでみたら、やはり上手い。文章がうまいだけでなく、情景描写や比喩の表現が怒涛の如く流れ込んでくる。中国文学の専門家だけあって、非常に繊細でしかし硬質でもある。

高橋文学を手にするのは「悲の器」以来二作目で、あの時も硬質、というか厳格な印象の文章と、極めて繊細な文学的比喩表現に驚いた。

邪宗門は、大学時代に憲法学の先生が講義で薦めていたのを聞いて以来、いずれ買おうと思ってはいたが、分厚いしなかなか順番が回ってこなかった。

最近は東山彰良などの現代の作家をいくつか読んではいたが、どうもややピンと来ていなかった(先日買ったマチダは別)。

そこにきて高橋の文章の見開き1ページ目を見たら、やはりこれだ、この稠密さ、端正さこそが言語のみによって時間と空間を作り出す技芸だ、と思わされる。

現代の作家が悪いと言っているのではない。

流行り廃りもあるのだろうが、辻邦夫や高橋和巳のような稠密さというか「圧倒的な比重の大きさ」を見せられると、こちらに魅入られる。現在存命の作家でいえば、円熟味が増してからの池澤夏樹マシアス・ギリの失脚)あたりは同じくらいのマッシヴさを感じるが。

こうした圧倒的なMassivenessを持った作家って、最近の若手中堅にはいるのだろうか?知らんけど。

 

次は見送った作品

 

高橋にするかエーコにするか迷ったが、エーコは見送りとなった。

問題は翻訳で、訳者河島英昭は以前マキアヴェッリ君主論が読むに堪えなかっただ。

同じ君主論でも、岩波の佐々木毅版でなければ読めない。

アマゾンでも、かなりイタリア文学やイタリア政治史に造詣の深い人が指摘しているようで、河島役は誤訳や文献理解のあ祭典が散見されるとされ、評価が低い。

エーコのように、ボルヘスナボコフ並みに膨大な教養に裏打ちされた仕掛けを無数に含むであろう作品ならば、こうした翻訳者の姿勢はなおさら致命的だ。

 

フーコーの振り子は以前読んだが、もう一つの代表作である「薔薇の名前」は、是非光文社古典新訳文庫などで、きちんとした翻訳者で再出版してほしい。

 

んでもって、もう一冊入手したのはこちら。

eighty six第6巻。

たぶん第二期アニメ化は難しいような気がする(ほかにもコンテンツが多すぎて製作費がまわってこない気が・・・)ので、とりあえず原作で読んじまうしかない。

映像化希望だがちょっと無理だろうという作品はほかにもある(後者は一部アニメ化済)。

 

 

 

どうも最近、文芸系は読むものがばらけているのに対して、論説系のものが歴史に偏りすぎていていかん。自然科学系などにもうちと寄せていきたいが・・・

 

85mm単焦点で撮った雲。結構硬い



 

北信越巡行 その4 白馬

岩岳より望む白馬遠景

 

1.白馬到着

電車すくなっ

まぁ、倶知安駅といい勝負であるが、電化されているので白馬の勝ちである。

ここの路線もってるのはJR東日本である。

中部地方は長野県のこんな路線まで東に押し付けて、JR東海はせっせとドル箱の新幹線だけに勤しんでいる。

JR東海はもうちょっと負担すればどうか。

JR北海道丸ごとくれてやろうか。

 

2.岩岳リゾート

白馬では岩岳リゾートなどに足を運び、サマーシーズンのプロモーションを視察した。

 

岩岳頂上の和―ケーション用の施設

山頂は冷涼で過ごしやすい。

白馬村を一望でき、反対側には白馬三山がさらに高く聳える。

岩岳山頂には輪―ケーション用施設が充実していて、wifiが飛び、電源設備のあるテーブルなどが多く用意されている。

近くに喫茶店やレストランなどもある。

岩岳や栂池はスキー場が私有地(入会地)で、国有地等ではく国定公園などの自然公園に入っていない。

そのため、ニセコなどに比べて自由に様々な施設を作ることができる。

そこに多くの人を集めて、夏場の避暑を前面に押し出すのが、白馬の強みだ。

客は首都圏と名古屋を中心とした東海地方からが多い。

周辺人口が圧倒的に多い点も、北海道(札幌200万人強300万人弱の都市圏しかない)に比べると強い。

岩岳山頂

どうでもいいが、全てスマホ写真である。

iPhoneで撮った。

一見してきれいに見える。

なぜか。

まず、色を鮮やかにする処理が自動で施されている。

さらに、暗いところを明るく、明るいところを抑えるダイナミックレンジの処理もスマホがやっている。

それで、イイ感じに見えるようにしている。

一見してイイ感じなのだが、どうも何枚も見るとみあきるものでもある。

 

3.宿泊施設

岩岳近くの宿泊した古民家のある集落

集落には真ん中に水車があり、水路がめぐらされていた。

糸魚川に到る塩街道の街道筋の集落らしい。

塩街道は、日本海から信州へと塩を運んだ、上杉武田双方のロジスティクスを支えた生命線である。

集落その2

集落その3

奥にぼけているのは水路である。

古民家室内

古民家の中は大改装されていて、洋風のキッチンなどがある。

古民家室内2

広いのはいいのだが、暖房は石油が切れていて点かず、まだ寒い高原ではあまりよろしくないところも散見された。

オフシーズンで稼働させていなかった所に試泊のような形で泊ったからか。

しかし、こうしたもともとある古民家を宿泊施設にできるのは、北海道にはない魅力で、現地で体験してみると極めて強いコンテンツだとわかる。

 

4.青木湖、中綱湖、木崎湖

思いがけずよかったのは、この近くにある湖である。

青木湖

ベタ凪の小さな湖が三つあり、ほとりにせり出して民家や古い旅館、キャンプ場が並んでいる。

木崎湖 仁科氏 森城

木崎湖には、森城という中世前期の古城跡がある。

犬も歩けば棒に当たるで、適当に散策して城に行き当たることができるのが、北海道より南の、それも信州など古来人の手が多く入った地域の良い点だ。

森城、現・仁科神社

まず登りを見てわかるのは、森城を居城とした中世前期の仁科氏が、桓武平氏の流れだろうということである。

揚羽蝶の家紋は、伊勢平氏のいわゆる「平家」らと同じである。

wikiで調べてみると、やはり桓武平氏の流れを汲み、さらに安倍氏係累でもあるらしい。

さらにこの森城の仁科氏を、木曽義仲の次男、「朝日次郎」源義重が攻め落としているらしい。

ja.wikipedia.org

頼朝に心中を誓った後での、頼朝の命によるらしい。

義重には、義仲のブレーンであった大丈坊覚明とともに備後尾道に下ったとの説もある。

この備後尾道に下ったとされる義重の末裔と比定されるのが、誰あろう筆者である。

尾道には、覚明を祀った覚明神社というものがあるらしい。

一度行って、経緯をくわしく調べてみたい。

www.ononavi.jp

中世の武士は、現代の一般人が考える以上に、各地を飛び回っていた。

荘園が散在し、さらに各所を流通路として物流が形成されていたからである。

瀬戸内広島と信州の山奥、これらを行き来したとて不思議ではない。

実際、覚明神社のある尾道市向島からしまなみ海道を通って行った大三島にある大山祇神社には、義仲が寄進した等検討が存在するのを神宝館で見た。

厳島神社を持つ平家との対抗等の中で、何らかのゆかりがあったのだろう。

木崎湖

 

5.二泊目

一泊目はややズッコケ気味だったが、二泊目は白馬リゾートの底力を見せてもらった。

シェラリゾート白馬である。

 

sierrahakuba.jp

 

前景

車寄せから

ここは玄関先に足湯、宿泊客なら無料で食べ放題の山菜汁などの振る舞いがある。

さらにフロントから先には広々としたガーデンや、パーティーホールをワーケーション用などに開放した広間、フリードリンクなどもある。

古民家を移築改装した温泉など目玉もある。

室内1

室内には暖炉、ベランダには露天風呂まで完備している。

室内2

ベッドも広々としている。

ガーデン1

ガーデン2 森のようなガーデンの中に客室棟がある

宿泊客を楽しませる仕組みに凝っており、地場資本の経営のホテルでありながらリゾートの最先端のエンターテインメント性を充実させている。

これで一泊35000円らしい。

内容を考えればディスカウント価格と思える。

ガーデン全景 手振れが・・・

オオデマリ

ホテル前景2

部屋の什器はやや古いが、そんなことは全く些末に思わせるほどに楽しませてくれる魅力にあふれた良いホテルである。

 

6.総括

今まで信州に家族で行ったことは数多いが、白馬まで足を延ばすことはなかった。

しかし、岩岳、シェラリゾートなど、夏の避暑に格好の素晴らしい施設が多い。

冬だけでなく、夏のリゾートとしても、信州の他の地域に大きくアドバンテージのある良い地域だ。

今度は私用で泊まりに行きたいね。

また、白馬やその周辺は、善光寺や戸隠もあり、歴史的遺産が多い。

白馬の開発を見据える人たちも、そうした歴史的文脈の誇りを持ち、外国資本の力を取り入れつつも主導権は自分たちが握るという気概に溢れている。

その点で、ニセコを反面教師にするしたたかさを持ち合わせている。

何百年と地元に根付いて地主として生きてきたからこその意識と思う。

歴史の重みは、こうした住民のその地域を守ろうとする意識を生み、それが自らが主導していかねばならないという戦略的思考をも生む。

考えれば我が祖父や曾祖父も、600年の昔からの、閑院流藤原氏の荘園の庄司としての旧家の重みを感じ続けてきたわけだ。それが彼らを縛ってきたところもある。

そうした時の積み重ねは、枷にもなりうるし、将来を創るうえ必要なよすがともなりうる。

いい値段で土地が売れるとすぐによそに移住してしまう人が多いニセコでは、逆立ちしてもできない強みだと思う。どだい、歴史の重みが違う。

歴史を始め文系科目は軽視される傾向にあるが、こうした生活に根付いたところでも、人々の意識に大きな違いを生むことがわかる。

では、信州になくて北海道にある強みは何か。

圧倒的に、食材である。

信州は、思えば蕎麦とリンゴはあるが、それ以外に旨いものが豊富にある、というまでの印象はない。

これは飯田、木曽、諏訪、松本、長野に至るまで全域に感じることだ。

実際、白馬の食は、「ごちそうといえば刺身」という海なし県のご他聞に漏れず、という感じだった。

その点で、牛肉には劣るがそれ以外は野菜から海産物まで豊富な北海道は圧倒的有利といえるし、グルメツーリズムを押し出す必要がある。

ニセコに関していえば、北海道が持つ「素材一流、味付け三流、サービス五流」の課題のうち、味付けまではかなり追い上げている。

あとは、高級ホテルであるにもかかわらずワーキングホリデーかなにか、どこの馬の骨とも知れぬボーイがなめた仕事をしているサービスが徹底的に改善されれば何とかなるだろう。

歴史の重み



北信越巡行 その3 長野

牛に引かれて善光寺

妙高の後は長野である。

長野には2016年秋に家族旅行でいって以来である。

長野を回るのであれば、牛に引かれて善光寺である。

善光寺さんに参らない手はない。

善光寺参道の洋館的な建物

時刻は午前11時。

気が滅入る廃墟ツアーの後で訪れた長野市内は、やたらとにぎわっていた。

なぜか。

7年に一度の御開帳の時期に当たったのである。

www.gokaicho.com

前回参ったのが6年前だから、前回の御開帳はさらにその前だったことになる。

仲見世通りの輿

こうした山車などが出て祭りの賑わいであった。

コロナ禍もあって、こうした賑わいは久しぶりだ。

参道には古くからの旅館も多い

参道の賑わい

善光寺の周りには多くの塔頭や僧房が見られる。

画面左にも寺院の壁が見える。

五本線がある。

この塔頭は、門跡寺院だとわかる。

善光寺にも門跡寺院があるということらしい。

さすが、「単立無宗派」の特殊な寺院とはいえ、全国に名をはせる歴史ある大寺院だけのことはある。

仲見世通り

人いきれでお焼など買う余裕もないくらいだ。

御開帳の儀式の執り行い中

善光寺は、極めて特殊な寺院である。

まず成立の経緯がなかなか類を見ない。

庶民の信仰を発端に生まれた寺院だという。

庶民がそれぞれの信仰を基に寺が建立され、さらにそこに叡山や仁和寺の高僧が招かれた。

現在、寺は天台宗山門派延暦寺と浄土宗総本山仁和寺から派遣される僧侶の共同運営のようになっているらしい。

中世の寺社勢力論などからすると、いわゆる絶対アジールのようなものに相当すると考えられる。

善光寺寺門

善光寺自体が一つの統治権力でもあったようだが、鎌倉幕府や周辺諸勢力の動乱に巻き込まれていたようで、興福寺延暦寺ほどの強大な軍事力まで持ち合わせていたのかはよくわからない。調べる必要がある。

脇にある参道

天気にも恵まれ、参拝によい日よりであった。

町中がお祭り

御開帳は今月末まで、延べ1か月ほど続くが、どうやらその間土日祝日は連日こうしたお祭りの賑わいのようである。

コロナ禍が結局どうなったのか、よくわからない相変わらずの日本流のあいまいさには辟易するが、合理的に考えればワクチン接種が進み感染による重症化等のリスクが一定程度まで下がった段階で、こうなるのは見えていたことである。

徐々に世の中が賑わいを取り戻していってほしいし、その復活の兆しを垣間見れたのはよかった。

北信越巡行 その2 妙高赤倉

一日目は富山を経て糸魚川のビジネスホテルで泊まった。

翌日は、糸魚川から妙高を経て長野を周り、白馬に至った。

朝7時半に出て、昼1時過ぎに白馬に至った。

本当は、上越高田などゆっくり見てまわりたかったが、時間がなく駆け足で早朝の妙高を見た。

 

1.早速やべー廃墟発見

温泉街から離れた場所にある廃ホテル?

赤倉温泉の温泉街&スキー場に行く途中、早速イイ感じにヤバいバブルの残滓に出会った。

バブルの豪壮(=悪趣味)な建物の廃墟を、バブルとバロックをかけて「バブロック様式」と呼称している私だが、ここは悪趣味さにおいてはあまり大したことはない。おとなしい方である。
お化け屋敷か?

道のザラザラ感もイイ感じだ。

廃ホテルの名前は

いかにもバブル。

全国各地の温泉地にある怪しい廃墟の一つである。うーん、そそられる(笑

で、望遠ズームで覗くと(←変質者

中から人が・・・

なんか玄関に車止まってるし、

しかも人出てきたし!!!

ホテルとしてはやってないはずだが、いったいどーなっとるのか?

調べてみたらこうでした↓

haikyo.info

現在はサバゲ―施設として利用されている模様。

もしかして、アニメのコスプレ撮影用のスタジオとしても結構いいんではないだろうか。

冬にやってたコスプレをテーマにしたアニメ「その着せ替え人形は恋をする」でも、廃墟スタジオでのコス撮影というトピックがあったし。

アニメの廃墟での戦闘シーンの再現とかね(コードギアスルルーシュ覚醒のシーンとか、Darker Than BlackFate/Zeroの戦闘シーンとか、かなりイケる気がするぞ!知らんけどw)

廃墟とは、ヲタクホイホイなのかもしれない。

コロナ禍の移動規制が緩和されていったら、世界中からコスプレガチ勢を呼ぶがよろしい。

てか、「廃墟検索地図」なるサイトがあるのねン。

お気に入りに入れとこ

ちなみに↓みたいな、さも現在もホテルとして営業中であるかのようなことをぬかすサイトもあって紛らわしい。

www.akakura-resort.com

廃業してるんだったら載せるなよ・・・

ここは温泉街の外れも外れ。

果たして温泉街の中はどうなっているか???

 

2.んで、赤倉温泉街へ

温泉街にも閉業旅館が

うーん、温泉街に入っても一緒だったわ(汗

www.joetsutj.com

このネットニュースによると、4年前に破産してます。

この業界の隠語で「飛んだ」というやつですな。

さて、建物は取り壊されず当時のままだが、果たして物件の買い手はついたのか?

他も見ていこう。

絶賛取り壊し中

さっきの「大丸」のはす向かいは、ぶっ壊してました。

ぶっ壊しているというのはネガティブなことではない。

なぜか。

壊す金が見つかったからである。

つまり、誰かが古い物件を買って、再建築のために取り壊している可能性が高い。

閉業中のホテルにつては判断がつかないが、こうした取り壊し中の物件については、資金注入がされたという可能性が高いのである。

買い手は外資か?

赤倉温泉は、後に行く白馬の栂池などと同じく、スキー場の山やその下の温泉街などが、「入会地」(「いりあいち」と読む。「にゅうかいち」ではない)になっているのかもしれない。

前近代からの村落による共有=惣有である。

そこ地がそうした土地の場合、土地利用者は建物だけを所有することになる。

こうした古来の権利関係の形態は、外国人にはまず理解できない(日本人、それも法律専門家でもにわかには理解できない)。

こうした土地の利用権はそれゆえに、忌避する外資と、訳も分からずに取得するアホな外資に二分されることになる。

後者は、訳が分かっていないがゆえに、単にリスク選好しているだけで、従来の伝統的な仕組みを理解する意思も能力もない。

そうした人間に利用権が渡って、地域との軋轢が生まれるようなことがないように、きちんとコントロールする主体が必要である。

赤倉かどうかは知らないが、実際に顧客からの伝聞で、こうしたトラブル物件を抱えて、半ばほかの投資家をだますようにして押しつけ、売り抜けようとしている外国人投資家がいるとは聞いている*1。こうした者が噛むと、地域にとっても将来のためにも何の利益も生まない。日本人が、外資と渡り合ってきちんとコントロールをせねばならない。

朝のすげーガスってる赤倉温泉。さらに幽霊屋敷感が増し増し

朝なんだけどなぁ。

十分怖いんだよなぁ。

お化け屋敷感が半端じゃねぇんだよなぁ。

ここはやっているのか・・・

ここは営業中か否かわからなかった。
ネットで検索してもはっきりとした情報がない。

上記で調べてきたホテルなどでも、閉業中でもじゃらんなどのページがそのまま放置されていることもあり、はっきりとした状況がわからへんのである。

 

先が見えねぇ(物理)

すんごいガスってました。

それがまたこの赤倉温泉街に対する自分の印象をだいぶ捻じ曲げてしまってますw

ここは、ニセコなどと違ってもともとは「温泉街」で、そこにスキー場ができたという、バブル当時で考えたならば「もともと温泉街なうえにスキー場までできて無敵だぜヒャッハー」な状態であったことは想像に難くない。

しかし、バブル崩壊とその後の長い低迷、ニセコ二匹目のどじょうを狙う外国人開発者の乗り込み、その直後のコロナ禍の再びの打撃、という経緯を経て今に至っていると思われる。

しかし、先述のように、北海道などと違い信州や越後は古来の山岳宗教や林業の伝統があり、そこには惣村、惣有などの近代民法典の権利規定の埒外にある「慣習法的物権」が存在する。

これらをまず、法律の専門家自身がとらえなおす必要がある。

そうしたものをきちんと説明し、合意できる点を探る作業を経て初めて、海外も含めた多くの投資家と地元民双方にとって益となる再開発や復興ができると思われる。

スキー用品やスキースクールに関しては、すでに外国人事業者が活動している

彼らが地域の活性化に役立つのならば歓迎されるべきことである。

しかし、こうした不動産資本を必要としない形態の事業者と、不動産そのものを対象とする事業者=不動産屋やホテル事業者などについては、街づくりそのものに甚大な影響を持つため、きちんとした対話と包摂が特に必要である。

このホテルは果たして

楽天トラベルで昨年3月口コミが最新のものとして残っている。

ということはやっているのか、それとも今年はやっていなかったのか?

なにせ、街そのものを見る限り、コロナ禍の大打撃もあってかなり苦しい状況なのかという印象を受ける。

しかし、街が活動し始める前の時間帯の訪問だったため、この状況で判断することはできない。

いずれにしても、外資を導入するにしても、特に従前の分厚い歴史的文脈のある地域であれば、より一層「統合」や「包摂」という、歴史的文脈にいかになじませ、かつその中でいかなる化学反応を起こさせるかの制御への意志が極めて重要であることは言を俟たないだろう。

*1:ちなみにこうした話をすると、すぐそうした外資は本土中国系ではないか、と推測臆断する人があるが、私が聞く限り彼らはこうしたリスク資産には手を出さない。菅見の限りではあるが、こうした物件に手を出して、さらに別の人間を巻き込もうとしているのは、さる西側先進国の出身者たちが多い。訳の分からんモノを安く買いたたいて、訳の分からんまま高く売りつける、有り体に言えば転売ヤーである。どこの国々とは言わんのでご想像に任せたい

北信越巡行 その1 富山

先週は土曜日から富山入りだったため、ここ2週間近くずっと動いていた。

あー疲れた。

行った先の写真を順に載せていこうと思う。

まずは富山から。

 

 

1.富山城

富山城とハンギングバスケット1

富山城は昔小学生の頃に行ったことがあるはずである。

確か小6くらいで、金沢、富山とお城巡りをした時だ。

しかし、まったく記憶に残っていない。

なぜか。

再び行ったらわかった。

ショボすぎたからである。

元・城マニアで現・城評論家の私に言わせれば、城としての公園化の仕方が、全国的に見てもかなりずさんな部類である。

まず、天守閣「風」のなにかは、完全にでたらめなただの資料館である。

いわゆる「模造店主」、あ違った「模造天守」である。

石垣は一応往時のものらしい。

ここに大問題がある。

するってぇと何かい、古い時代の価値ある石垣の上に天守閣こと出鱈目なReinfoeced Concreteの模造品を建てたってぇのかい?

富山城本丸枡形 鏡石

ご覧いただけばわかるが、築城時の普請で嵌め込まれた、普請した大名の権威を見せつけるための鏡石がある。

ただの復元石垣でこのような無駄なことはしない。実際この石垣は、江戸初期の築城時のものと、天守閣こと出鱈目なReinfoeced Concreteの資料館に書いてあった。

河村たかしチャンが名古屋城天守閣を木造完全復元すると言ったら、今の出鱈目な復興天守を壊すだけで石垣が痛むからダメと専門家からおしかりを受けていらっしゃった。

当時は無神経にも天守閣こと出鱈目なReinfoeced Concreteを立てておきながら、オリジナルに忠実に建て直すと言った途端デリケートだから取り壊しすらもするなという世の中になっている。時代は変わるものである。

ちゅうことは、今の基準でいえば、そもそも貴重な石垣の上に天守閣こと出鱈目なReinfoeced Concreteのそそり立つクソ*1を建てるなど、およそ市中引き回しの上打ち首獄門となること必定の蛮行である。まぁ実際そんなことにはならない。刑法上規定されていないからである。

開発主義の時代の軽佻浮薄でテキトーなことをやると、結局後世顰蹙を買うか、よくて城評論家を鼻白ましめる程度のゴミが聳え立つだけである。

 

だがしかし石垣はいいぞドゥフフフフ

変態である。

見ると妙な石垣である。

笑い積みか?

大きい石の隙間にこうした小石を入れる整形は、あま目にしない。

江戸初期に金沢前田家の支藩高岡藩」を廃止し、高岡城を破却した後、10万石をもって前田家の分家として独立した富山藩が成立した。

築城年代は江戸初期である。

よって築城技術は絶頂期にあったはずである。

通常であれば、打ち込みハギなどの整然とした石垣が、城主の威光を示すために採用されることが多い。

本事案でこうした石積みが採用された理由がいかなものであったのか、理由がわからぬ。

こうした疑問に、天守閣こと出鱈目なReinfoeced Concreteの資料館は無論答えをもたない。

富山城とハンギングバスケット2



 

2.富山県美術館

打って変わって富山県美術館は予想にたがわず立派である。

tad-toyama.jp

北陸には、金沢21世紀美術館がある。

この強大な存在感の陰に(富山全体が)隠れている感がないではない気がしないでもないように気がそこはかとなくするかもしれないのだが、この美術館はもっと世に知られるべき存在である。豊橋でいうのんほいパークみたいなもんである*2

館内1 24mm画角相当

特別展は絵本原画展で、「ぐりとぐら」やら諸々のヒット作の原画が並んでいた。

特筆すべきは施設そのもので、幾何学的かつ木材を多用したインテリアは美術館そのものが鑑賞の対象という、美術館のトレンドをきちんと踏まえている。

館内その2 35mm画角相当

最近はこのほかにも、青森県立美術館など、府県立美術館が改修等を経て、いいものが増えている。あえて「道」を入れなかったのは、道立美術館は美術館のハコも特別展の中身も驚吃すべきほどにつまらんからである。都立は知らん。なお、滋賀県立近代美術館のように、金沢21世紀美術館をデザインした建築家ユニットSANAAにデザインまでしてもらいながら、鋼材価格の高騰で工事入札不調、結局現行の建物を継続使用することとした残念な例もある。頼むよ三日月ちゃーん。

 

屋上

屋上には遊歩道と遊具があり、子供が遊べる公園になっている。

ここが市民に人気の場所である。

美術館ファサード

この美術館は、「富岩運河環水公園」なる公園に隣接している。

美術館より環水公園を望む

ご覧の通り曇天である。

環水公園その1

この環水公園は、世界一景色のいいスタバがあることで10年程前に一世を風靡しない程には話題になったあのスタバがある公園である。
なぜ不味いコーヒーを高い金を出して買わねばならぬのか。私は反スタバ民である。

Brook'sのコーヒーを家で淹れる方がよほど効率的ではないか。家に引きこもって何が悪いか。

環水公園その2

だんだんリア充の巣窟であるスタバに近づいてきた。

リア充の波動に抗いつつ懸命に前進を敢行する。

環水公園その3

あれ、この写真二つ前のとあんまり変わんねぇな。

出た。敵の巣窟スタバである

手前端の立ち入り禁止の立て札が心地よい(錯乱)

なに?結局お前はスタバに行きたいのだろう行きたいのに入る根性がないから遠くから指を咥えて変質者よろしく望遠で写真を撮っているのだろう、だと?

近代建築の遺産

近くに運河があり、そことの間の閘門である。
明治期くらいの貴重なものらしい。

イイ感じにガリガリの写真が撮れた。曇っているからこその質感でもある。

 

3.文苑堂

文苑堂豊田店(ここからはスマホ写真)

富山は本屋の街でもある。

明文堂書店は、金沢でも旗艦店Beans*3を運営する富山の書店界の雄だ。

双璧をなすもう一角が文苑堂だ。

せっかくなので、金沢在住時によく行ったこの文苑堂の、富山の店に立ち寄った。

店内はこんな感じ

いい。

かなりいい。

点数高いよこれ。

書店評論家である私からすると、低くはない評価となる。

「高い評価となる」と言わない理由は一階に「無知の殿堂」の誉れ高いTSUTAYAが蟠踞しているためである。

文庫書棚の陳列が秀逸であった。

ご覧いただこう。

文庫・小説の棚

小説の棚である。

最近はやりの、完全五十音順である。つまり、出版社ごとに分けず、著者名五十音で完全に統一陳列している。

これは、来店客が本を探す手間が省けるため、最近一部の大型書店等でも採用がされ始めている。しかし、このシステムには重大な欠陥がある。それは、同じ文庫は文庫でも、「講談社学術文庫」や「岩波文庫」「ちくま学芸文庫」「角川ソフィア文庫」などのような、学術系文庫の取り扱いに困るからである。

学術系文庫は、著者名で買う、という性質とは少し違う。本を著者名で売るのではなく、「テーマ」で売るのである。つまり本のテーマの企画があり、それを核にふさわしい学者等が書いている、といった具合で、どちらかというと性質が新書などに近い。

そうなると、来店客は著者名で本を探さないわけで、タイトルを探すことになる。さらに中公文庫などにある「日本の歴史」シリーズのような叢書の文庫版ともなると、共同執筆や編者がいる作品も多い。

これらの本には、作者別五十音順はすこぶる相性が悪いのである。

私がかつて住んでいた滋賀県も大きな書店が多かったが、その中で地場資本の「SUN MUSIC」というTSUTAYAの地元版のような書店が、例外的に書籍に力を入れた店舗を草津市に持っていた。SUN MUSICは先述の五十音陳列を徹底している店であったが、悲しいかな、上記「角ソフィ」やら「講学」、「ちく学」果ては「岩波」まで、全て五十音で並べる暴挙に出て、結局どこに何があるのか壊滅的にわからぬという状況が出来していた。

こういう時に、普段からどの程度の書籍を扱っているのか、その書店の知性のほどが見えるのである。

翻って、文苑堂はどうであったか。

素晴らしいの一言に尽きた。

ご覧いただこう。

学術系文庫だけ別の棚!!!

いやぁ、小躍りしたね。これ見て。

文苑堂さん、わかってらっしゃる!

ッコレやで橋本クーン、わかるかぁ??(誰)

作者買い」しない本のレーベルは、全て摘出して彼らの安住の地を与えるのである。

そのためには、書店員自身が「作者買いじゃないレーベルは何か」をきちんと理解していないといけない。

残念ながら、本屋ならば本好きの店員がいるだろうというのは幻想で、事実SUN MUSICの陳列を見れば、書店員が本を「分かっていない」のは一目瞭然であった。

各レーベルの存在(早川ならば早川ミステリ、早川SF、早川ノンフィクション、など)とその意味を理解し、「キュレーション」のできる店員に恵まれた書店は少ない。

しかし、文苑堂にはそれができた。

ライバルの明文堂とともに、ここまでのハイレベルな書店が富山に存在することに、改めて感服した。

ついでに、せっかくなので町田康の小説を買っていった。

表紙がすでにだいぶヤバい。

目がイっとる。

 

帰りの飛行機で引き笑いしながら読んでいたら、近くの席のオバハンに怪訝な顔をされた。

 

*1:ネタ元は富山が誇るアニメスタジオP.A.Worksのオリジナルアニメ「クロムクロ」です。

*2:のんほい某なる珍妙な施設が何か知りたければググるよろし。知りたくなければ放っておいても何ら問題はない

*3:

www.kanazawa-beans.com

響け!ユーフォニアム 続編決定

 

1.朗報!


www.youtube.com

 

2015年春シーズンに第一期放送が開始された、京都アニメーション制作のテレビアニメシリーズ、ついに完結編を迎える。

2019年の痛ましい放火事件のあと、果たして今後どうなるのかと思い、もう続編が作られることはないのかもしれないと半ばあきらめていた。

しかし、2020年のヴァイオレット・エヴァーガーデン劇場版、今年のFree!劇場版完結編と制作は進められ、ついに近作品の完結編が、テレビシリーズで放映されることが告知された。

 

2.概要

高校吹奏楽全国コンクール、いわば吹奏楽の甲子園を目指す部活モノ。

20年ほど前に、所さんの「笑ってコラえて!」の企画で一般にも注目されるようになったのが、吹奏楽全国大会、通称「普門館」だった(今は会場だった東京の普門館は解体され、名古屋のナディアシティあたりで行われているらしい)。

弱小吹奏楽部が、気鋭の若手指導者を得て成長していく姿を描くが、決して勝負に勝つことを軸に据えたスポ根というわけではない。

どちらかというと、一人一人が音楽に乗せる思いを描く群像劇だ。

主人公が1年生で入部してから、今回発表された完結編で3年生を迎え部長となり、フィナーレを迎えるまでを描き切ることで、1年生編・2年生編(劇場版で公開済み)・3年生編と、彼女を中心とした複層的な群像劇となる。

 

3.京アニの現状

上場企業ではないため、株主向けの報告書等が公開されているわけではない。

しかし、公開ペースはかつてほどではないものの、着実に作品をひとつずつ世に出していってはいる。

今回発表された「響け!」シリーズは、昨年の「小林さんちのメイドラゴンS」以来のテレビシリーズであるだけではない。

「メイドラゴン」やその前の「ツルネ」などは、若手スタッフを多く起用した次世代のクリエイターたちの才能を開花させる場のような位置づけと思われる。作品自体の作画のカロリーは、特に背景などは京都アニメーションにしては低く抑えられていた(といっても丁寧に作りこまれているが)。

他方「響け!ユーフォニアム」は、監督:石原立也、シリーズ演出:山田尚子と主軸が指揮を執り、背景作画や人物作画も、目の虹彩やら陰影やらまで極めて細かく描きこまれた、いわば「フルスペック」の作品だ(もっとも、本作のシリーズ開始後に作られた「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」が作画のクオリティでさらに上を行ってしまったようだが・・・)。

そうした作品がテレビシリーズで復活するとなれば、京都アニメーションの回復の一里塚といえるのかもしれない。

Olympus PEN E-P1評

E-P1の写真を振り返ってみ用と思う。

 

1.写真その1

麦秋羊蹄山

まずはRAW撮りしたこの写真。

ちょっと全体が青に転んでいるような感じがする(特に緑の中に青が混じっている)が、これは現像がややまずいためか。

Nikonに比べて、現像時に特定の色(例えば青)を引っ張り上げると、他の色(例えば緑)の中に混じっているその色(=青)が連動して、全体的に色が崩れやすいかもしれない。

以前から、カメラ内の水準器が1−2度狂っていて、水平がなかなか取れない問題がある。

 

2.写真その2

東京丸の内

こちらもRAW現像後。

これもホワイトバランスの調節がおかしい。これは現像した人の問題。

江戸城の堀の水がずいぶん緑・茶色っぽい。

RAW現像時に、カラーバランスの付け方はもう少し注意したほうがよさそう。

カメラというより現像の方の問題ばかりだけど・・・

RAW現像耐性が若干弱い=デリケートなのかもしれない。

 

3.写真その3

羽田空港第二ターミナル

先ほどから3つとも遠景の写真だ。

いずれも、こうした無限遠焦点の写真であれば、フォーカシングは問題がない。

昨日の記事のように、近景のもの、特に植物のような合焦が難しいものになると、かなりフォーカシングがあやふやになる。

無限遠であれば、画面中央遠方にあるスカイツリーのようにややあやふやな被写体でもフォーカスを当ててくれている。

雲の陰影は、Lightroomのかすみ除去でかなり炙り出している。

炙り出しすぎて若干不自然になってもいる。

しかし、肉眼でもわかるものだが、こうした晴れた日の雲の陰側の部分は、空と同じように青いのも事実だ。誇張的ではあるが、嘘とまでは言えない表現だ。これは、E-P1のセンサーに刻まれた情報でもある。

 

4.写真その4

一月の朝札幌にて

ホテルの部屋の窓ガラス越し撮った写真。

太陽の光線から、縦にフレア(?)の筋が出ているのが惜しい。

これの原因が窓ガラスなのかカメラレンズなのかは不明。

しかし、目立ったゴーストが出ていないのは意外で、感心する。

太陽のオレンジから、Olimpus得意の空の青さまでの補色間のグラデーションのつき方も悪くはない。

 

5.その他の写真

PEN LITE E-PL2の写真

Olympus PENの第二世代、E-PL2で撮った写真がこちら。これもホテルの窓ガラス越しであるが、かなりゴーストもフレアも抑えられている。(これは撮影したホテルニュー淡路の窓の磨かれっぷりの凄さもある)

JPEG撮って出しのため、画像解釈はOlympusのものである。

グラデーションは大人しいが、10年前のここ機種でも、その前のE-P1から大きな進化が見られる。

 

6.まとめ

Olympusは、色の付け方は派手で、ケレン味がかなり強い。これはメーカーの特色というのもあろうが、特にPENという入門機ゆえのことでもあろう。

ドラマチックな表現をするのは意外と得意で、そこは彼らの美点でもある。

他方、色が転びやすくかなりセンシティブでもある。これは、13年前の古いセンサーゆえの耐性の弱さかとも思われる。

また、フォーカシングに関しても、流石に時代を感じさせる。

遠景では問題がないが、近景の複雑な形状のものには対応が難しい。

さらに、近景のもので如実に出るのが、手振れ耐性の弱さだ。

これは、カメラ自体のホールド性の悪さも関連しているかもしれない。

いずれにせよ、かなり時代を感じさせるカメラではある。

スマホが高性能化した現在、一眼んガジェットとして独自の良さをアピールできるかと言われると難しいか。