手軽な一揆の起こし方

エセ評論家の生活と意見

2021-01-01から1年間の記事一覧

Congratulations to Red Bull Honda & Max Verstappen

長い話になる。 まずは、これからモータースポーツの歴史において永劫に語り継がれる伝説となった、以下の映像をご覧いただこう。 The Dramatic Climax To The Title Showdown | RADIO REWIND | 2021 Abu Dhabi Grand Prix - YouTube 2021年F1世界選手権最終…

年末の小樽/D7500+ AF-S DX NIKKOR 16-80mm f2.8-4.0 ED VR

小樽に本を買いに行った。 小樽のウィングベイというイオン系の巨大モール(旧マイカルで、あまりにもでかいモール過ぎて採算が取れずぶっ潰れた。マイカルをイオンが買収し、今に至る。)に、京都の喜久屋書店が入っている。 2000坪近くある巨大書店で…

東京出張

非道い目にあった。 11月下旬のことだ。 特に必要もない会議を、どうしてもやりたかったとしてもZoomで済ませられるものを、わざわざ東京で対面でやるというのである。 日司連が、である。 そんなものに付き合わされて、業務に割く時間と体力を奪われるの…

京都市内散策その3 伏見稲荷 苔と朱

京都帰省時の散策シリーズの最終回。 夕方の伏見、稲荷大社に行った。 稲荷山の狐たち 稲荷大社もまた、古くから「稲荷大権現」と呼ばれた神仏習合の社である。 稲荷神は観音菩薩などと同一と考えられていたようである。 鳥居はあるが、いわゆる明治以降の国…

京都市内散策2 神護寺~嵐山

神護寺などの高雄方面には、ほとんど行ったことがなかった。 仕事で付き合いのある外国人のお客さんが、「神護寺は素晴らしかった!」と勧めてくれたので、行ってみた。 まだモミジは全盛ではないが、少しずつ色づき始めていた。 神護寺清滝川手前の庵 有料…

京都市内散策その1 南禅寺~哲学の道~丸太町

京都市内でも、南禅寺界隈はあまり足を向けたことがない。 11月初旬、着物を着た若い観光客が多く行き交っていた。 コロナ禍がワクチンにより小康状態となり、さりとて外国人っ観光客が当面は入ってこられないこの奇妙な空隙は、日本人による日本人のため…

「主は何処へ行き賜うや」および「神の沈黙」

先日、読むものがなくなり、かといってアマゾンで頼んで数日待つのも邪魔くさかったので、とりあえず倶知安町の本屋、というより「申し訳程度の本売り場」というべきTSUTAYAに行った。 案の定何も読みたいと思えるものがない。 その中で辛うじてまともに読め…

記憶色とは

記憶色その1 Canonは記憶色、Nikonは自然色といわれる。 といっても、何が記憶で何が自然かなど、突き詰めれば結局人の視覚の主観でしかない。 そもそも、世界が人間が見たままに彩られて存在するのではない。人間の目が、赤・緑・青(RGB)の光の波長に感…

習作(主にLightroomの練習)

試写その1 最近、インスタなどで流れてくるド派手な風景写真などは、「いったい皆どうやって加工してるのか?」と思っていた。 決してマネしたいとは思わないのだが。 んで、一応技術としては習得しておいて損はなかろう、と思い、撮った写真をLightroomで…

劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン(ネタバレあり)

劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンBD 予約していたBDが届いた。 初回限定生産版だ。 開封してみると、複製原画が豊富に含まれている。 おそらく劇中になかったであろう、イメージボードも含まれている。 ヴァイオレットが優しくお腹をさすっているカッ…

超広角・星景撮影

この前研修講師をした時の報酬が化けたAF-S NIKKOR 20mm F1.8 EDレンズ。 このレンズを買った理由は、何をおいても星景撮影のため。 ってことで、前回のリベンジ。 前回は痛恨のピントずれで惨敗だったので、今回はピントやぶれに細心の注意を払い、ニセコ町…

支笏湖

20mm F1.8レンズ 超広角レンズの試し撮り。 広い!(当たり前) これはこれでなかなか面白いです。 美笛峠 支笏湖へ行く途中の美笛峠。 秋になってきましたわ。 近畿地方より一か月ほど早いのでは。 この道は、倶知安方面から千歳空港に行くルートなので、焦…

星景写真でミスった

AF-S NIKKOR 20mm f1.8 G ED + FTZ MOUNT ADAPTOR + Z6 先日の研修講師の報酬をさっそく散在し、星景撮影用にと20mmレンズを買った。 試写にいつもの望羊の丘までいったが、どうも気分的に写真を撮るには向かなかった。 アングルとしてはなかなかの写真が撮…

潜入ルポ!?五つ星高級ホテルから見るポストコロナ

※本記事は、某団体会報に掲載された記事の加筆採録版である。 高級ホテル潜入(週刊○春風) 先日出張に際し、分不相応にも東京と京都の五つ星ホテルに宿泊するという、望外の機会を賜った。わが所長の「ニセコという国際リゾートに関わる司法書士として、社…

平家物語(古川日出男版)アニメ化。監督は・・・

www.famitsu.com 衝撃の情報(笑 私は、平家物語は林望版の「謹訳平家物語」に限っているが、SFなどの多ジャンルを横断して支持の多い古川日出男版(こちらはどちらかというと平家を下敷きにした彼の歴史ファンタジー的な作品というべきか)も、人気があるよ…

富良野道中の習作

D7500/AF-S DX NIKKOR F2.8-4.0 ED VR 歌志内の悲別ロマン座。 道端で忽然と、えらい雰囲気、というよりもはや異様なオーラを放っている。 APS-Cで34mm、フルサイズ換算50mm画角で撮影。 人間の視角に近い遠近感覚が得られる画角だが、ローアングル…

活動家の限界

news.yahoo.co.jp 彼女の言動では、これから徐々に人は動かなくなるだろう。登場当初は、中学生くらいの少女が環境問題を鋭く指摘し訴える姿がセンセーショナルでもあった。しかし、時は流れ、少女とて大人になる。「物珍しさ」だけならば、もはや彼女にはと…

習作

尻別岳 D7500/AF-S NIKKOR 35mm f/1.8 ED 今日の写真はD7500に35mm単焦点をつた習作である。 換算画角52.5mmなので、ほぼ標準画角といえる。 望羊の丘 D7500/AF-S NIKKOR 35mm f/1.8 ED 色付けの練習。 望羊の丘 D7500/AF-S NIKKOR 35mm f/1.8 ED その2 自…

洞爺湖北岸/夜景・星景

AF-S DX NIKKOR 16-80mm 2.8-4.3 ED VR/FTZ MOUNT-ADAPTOR/NIKON Z6 16mm(換算24mm)/F2.8/SS15/ISO3200 かなり無理をしている。 レンズ性能の限界である。 まずもって、このレンズはAPS-C用のものであり、Z6の2400万画素のセンサーのうち、APS-Cセンサーの…

国鉄民営化が引き起こした事故と過失責任の現代的意義

「昭和解体」と「軌道」かつてない読書体験だった。北海道に住むようになり、JR北海道の惨状(とあえて言おう)を見るにつけ、なぜ国鉄は地域分割で民営化されてしまったのか、上下分離は無理だったのか?などの疑問が湧いてきた。それで、数年前よりこの分…

積丹黄金岬

黄金岬 /AF-S Nikkor 35mm F1.8 G ED / Nikon Z6 + FTZ マウントアダプター 久しぶりの、一枚だけの写真記事。 Fマウントの35mm単焦点レンズ。 ss1/320, f9, ISO100の設定で撮った。 ボケなどの奇をてらわず、ごくごく普通に、 構図だけを注意して撮影した…

東京五輪開会式に関する寸評というか酷評

例えば、だ。 大切な家族を失くし、悲しみに暮れる少年がいたとする。 かたや、練習もままならない環境の中で、スポーツを続けることに悩むアスリートがいたとする。 ト書き:そこに女神オリンピア(プロジェクションマッピング)が降臨し、少年を抱き寄せて…

オリンピック開会式クリエーター そもそもこいつら誰なんだ???

非常にどうでもいい話である。 不祥事の金メダルラッシュが始まったオリンピック開会式演出メンバーであるが、私はハナからどうでもいいと思っていた。 佐々木某、小山田圭吾、小林賢太郎、みのぶ?・・・だっけ? そもそも、日本以外で知られてるのか、この…

コロナ禍の中東京に出張

7月が麦秋 どうやらここら辺は7月が麦秋らしい。 羊蹄山のふもとで麦が作付けされている地区があり、今は金色に実っている。 今回はこの緊急事態宣言下にやむなく東京出張。 宣言で人手が多少減ってくれているかと思いきやまったく減っておらず、ただ単に…

Rally Kamuy 2021

新井選手WRX STIと柳澤選手シュコダ・ファビア 先週はニセコ蘭越でRally Kamuy 2021が開催された。 フォーミュラカーの日本最高峰でF1への登竜門にもなるSuper Formulaシリーズ、GTレースのSuper GTと並び立つ、ラリーの日本最高峰にあたる、全日本ラリー選…

本の寸評3

4.「熱源」川越宗一著、文藝春秋 5.「現代日本外交史」宮城大蔵著、中公新書 4.「熱源」川越宗一著、文藝春秋 【第162回 直木賞受賞作】熱源 (文春e-book) 作者:川越 宗一 文藝春秋 Amazon この作品の登場人物の多くは実在の者であるが、そのいずれも…

書評5冊分 ハリー・オーガスト15回目の人生、熱源など

前回途中で放棄した寸評の続きである。 本当に寸評で終わらせる。 2.「天皇と天下人」藤井譲治著、講談社(学術文庫) 3.「ハリー・オーガスト 15回目の人生」クレア・ノース著、雨海弘美訳、角川文庫 1.「戦争と平和1」レフ・トルストイ著、望月哲男…

上富良野/日の出公園の夕景

日の出公園展望台近くから HDR撮影二回目である。 日を改めて、今度は上富良野町日の出公園からの撮影である。 今回もかなり歩留まりが悪く、写真選びに苦労した。 前回と異なり、SSのみをいじって複数露光したものと、ISOをLv 0.3 - 800の間で変化させたも…

富良野の麓郷集落の夕日

麓郷展望台、HDR合成 今回は初の試みとして、HDR合成を行った。 露出の異なる数枚の写真を重ね合わせて、暗すぎるところは明るく、明るすぎるところは暗くして、肉眼で見た風景に近い写真にする技法である。 人間の目とはすごいもので、カメラで撮ると暗すぎ…

美瑛/青い池・白髭の滝

青い池 富良野屋美瑛は晴れていたが、大雪の山のふもとの青い池は、あいにく曇りだった。 どうも、西から北雲が大雪の山塊で滞留するようである。 曇りならば曇りで、それなりの写真が撮れる。 特に青い池のように被写体の存在感が強ければ、なおのことだ。 …