手軽な一揆の起こし方

エセ評論家の生活と意見

2022-01-01から1年間の記事一覧

関西から北海道に行く心理的距離

1.飛行機乗るのはめんどくさい 2.チケット以外にもいろいろめんどい 3.で、他はどやねん 1.飛行機乗るのはめんどくさい 伊丹空港って展望デッキあったのね 構図は微妙です 11月中旬から、しょっちゅう関西と北海道を行き来している。 2か月に3回…

Basic studies of Japan's history and culture 1

0. To start this collumn 1. The religion of Japan 2. A hint to think about the Japanese Shintoism and Buddism 3. References 0. To start this collumn It struck my mind suddenly that I as an ordinary Japanese guy should write about the Japan…

就職氷河期世代とヒルコ伝承

個別作品の文芸批評をやるにも、どうも比較的若い世代の小説は少ない。 ということで、比較的若い世代が表現者として前面に出てきやすい、アニメ・マンガ作品の乱暴な世代論である。 1.つくしあきひとの「メイドインアビス 烈日の黄金郷」におけるヒルコ …

アカデミズムとジャーナリズムの違いを感じた話

1.ようやくひと段落か 2.前回との違い 3.前回の執筆時に編集担当が言ってきたこと 1.ようやくひと段落か 今日、だいたい論文の執筆が終わった。 国際的な信託の準拠法選択についての調査研究という内容である。 法律学の中でも最も難解で、おそらくそれ…

ヴァイオレット・エヴァーガーデンと京都アニメーションの歩み

1.ヴァイオレット・エヴァーガーデンに関する過去記事 2.内容の整理 3.ヴァイオレット・エヴァーガーデン 4.概観 5.京都アニメーション・クロニクル 1)年代表 2)概観 a)第一相:「無菌室」 b)第二相:「現実への回帰の志向」 c)第三相:「再び…

文化果つる国の非クリエイティビティ

1.もうええ加減限界やろ 1)日本の法人登記制度のカビのボウボウ生えたイカレた古さ 2)無駄な情報は開陳される 2.いま何が問題になっているのか 1)情報開示が求められるに至った理由 2)会計原則の大変革の時との違い 3)自由主義への無自覚な挑戦 3.…

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III

Olympus OM-D E-M5 Mark III 名前が長すぎる。 覚えられん。 マイクロフォーサーズ(MFT)機の特性を知るために、久しぶりに晴れたので試写をする。 Z6はクールなキャラクターの写真で、かなりわかりやすすぎるくらい特徴があるのでつかみやすい。 一方、D75…

評論家こそ評論されるべき~リコリス・リコイルを題材に~

しつこく、リコリコの話を続けます。 語尾、変えてみました。 試しに書いてみると、毒舌もマイルドになって上品になるのでいいですね。 これからは日常生活でも、はんなりボロクソ言うように心がけたいと思います。 11月になりますが、これを今年の目標に…

「機動戦士ガンダム 水星の魔女」が想像以上にタヌキでダイバーシティだったなぁという話

前作、実録モノ任侠ガンダム「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」*1から7年越しに、新作のガンダムシリーズが始まった。日曜午後5時などという滅亡したいにしえのアニメ放送枠を復活させたせいで、1話を録画し忘れた。 g-witch.net ネタ的な意味でい…

NIKON D7500で撮る道端の風景

小樽まで買い物に行ったので、国道393号の黄葉を見てきた。 曇ってる 曇っていてあまりよろしくないが、色は綺麗だった。 赤井川近く 同じく赤井川付近 ここら辺、熊の「池袋西口公園」並みの熊・繁華街なので、川でサケなど獲ってんじゃないかと思ったが…

F1日本GPとF1の政治

1.レッドブル完勝! 2.他のシリーズでは 3.ホンダの撤退とは結局なんだったのか 1)『撤退(?)」に至った経緯 2)ホンダ側の意図と条件交渉 3)予想外の天佑 1.レッドブル完勝! 昨年の死闘を制したマックス・フェルスタッペンが、シリーズ残り四戦を…

Nikonフルサイズ&OlympusMFT@望羊の丘

望羊の丘に行ってみた。 しょっちゅう行っているので、またか、くらいのところである。 今回は、牧場の最奥部まで歩いてみた。 秋の羊蹄山 見ての通り、逆光耐性が高い。 NIKKOR Z 24-70mm f4.0の標準ズームレンズ、それもf2.8ではなく安い方の小三元f4.0で…

サマータイム・レンダ視聴完了後総合評価

1.アニメーション技術面 54 60 1)キャラクター造形(造形の独自性・キャラ間の描き分け) 9.5 10 2)作り込みの精緻さ(髪の毛、目の虹彩、陰影など) 8 10 3)表情のつけやすさ 9.5 10 4)人物作画の安定性 9 10 5)背景作画の精緻さ 10 10 6)色…

牧場跡地の風力発電所から見える海と山

神仙沼に行ったついでに、前から気になっていた、寿都の牧場跡地にも行った。 案の定、牧場敷地に入ってからも毒々しいクマ出没注意の警告が出ていた。 風車 現在牧場は、風力発電基地になっている。 風車がいくつもあり、メンテナンスで人が入っているため…

神仙沼の黄葉散策その2

神仙沼に入ってからの写真が以下の通り。 神仙沼入り口 神仙沼入り口その2 神仙沼 リフレクション 木道 由来書き 未踏のところによく踏み入れたと思う。 熊もいるかも知らんのに。 神仙沼のほとり 快晴 手前ボケ 手前ボケその2 神仙沼出口近く 神仙沼出口…

神仙沼2022.10.01 その1

試しに行ってみたらそこそこ紅葉していた。 神仙沼 入り口の木道 積丹半島の付け根、岩内から泊、神恵内 同じく 神仙沼の木道の途中で、迂回ルートを通ると海が見える。 まだ少し色づきが足りないか ニセコ連峰 逆光その1 木道散策にもっていったのはZ6のみ…

リコリス・リコイル総合評価後編

1.アニメーション技術面 58.5 60 1)キャラクター造形(造形の独自性・キャラ間の描き分け) 10 10 2)作り込みの精緻さ(髪の毛、目の虹彩、陰影など) 9.5 10 3)表情のつけやすさ 10 10 4)人物作画の安定性 10 10 5)背景作画の精緻さ 10 10 6)…

リコリス・リコイル総合評価前編

1.アニメーション技術面 58.5 60 1)キャラクター造形(造形の独自性・キャラ間の描き分け) 10 10 2)作り込みの精緻さ(髪の毛、目の虹彩、陰影など) 9.5 10 3)表情のつけやすさ 10 10 4)人物作画の安定性 10 10 5)背景作画の精緻さ 10 10 6)…

リコリス・リコイル総合スコア

1.スコアリング表 2.寸評・位置づけ リコリス・リコイル第一期(ってことでいいんだよな?続編やるよな?たのむっ)の、まずはスコアリングのみを掲載しておく。 凄いことになる。少なくとも以下の評価基準では、今までの最高得点であったヴァイオレット…

ヴァイオレット・エヴァーガーデン・スコアリング再掲載

1.アニメーション技術面 60 60 1)キャラクター造形(造形の独自性・キャラ間の描き分け) 10 10 2)作り込みの精緻さ(髪の毛、目の虹彩、陰影など) 10 10 3)表情のつけやすさ 10 10 4)人物作画の安定性 10 10 5)背景作画の精緻さ 10 10 6)色…

APS-C vs マイクロフォーサーズ

今回はNikonのAPS-C、D7500とOlympusの比較。 D7500 今回は画角がきれいにそろってはいないが、同じ被写体の撮影ではある。 E-M5 Mark III まず、比較してどうというより、やはりE-M5の方は、露出をオーバー気味にして撮ったものを暗くする編集をした方が相…

リコリス・リコイル最終話直前、ニワカ哲学的中間評(絶賛大ネタバレ注意)

1.「反逆者」真島と「抵抗者」千束 1)真島という人物 2)千束という人物 2.千束とたきな 3.最終話・千束たちの勝利条件 ここまで一作品について、いちいち何度もしつこく記事を書くのも珍しい。 それほどの奥行きと広がりを持った、かつバランスの…

マイクロフォーサーズvsフルサイズ 比較(Olympus v.s. Nikon)

1.RAWを無調整のままJPEG変換したものの比較 2.MFTで複数の露出で撮った写真同士の比較 3.MFTとフルサイズの色味等の違い 4.その他MFTの特徴 わざわざ出張などの用事で遠方に出るだけなのににフルサイズ(1.4kg)を持っていかなけれならない(訳では…

姫路城

で、姫路城についた。 姫路城 重い曇天で、行楽日和とは全く言えなかった。 曇りの日の場合、全体に陰影がなくなるので影を強調した絵作りはできないので、光の方向を意識せずに形状だけを映すような写真になりがちだ。またカラーの画にしても、陰影がなく色…

姫路出張

8月24日から26日まで富良野に出張し、8月31日から9月2日まで京都に出張をし、北海道に帰り、翌週9月7日から再び大阪→京都→姫路出張である。 全く「基地外」の沙汰である。 姫路にはある団体の全国研修会の講師として行った。 他の多くの参加者は…

リコリス・リコイル第10話まで中間評~「真島」に見るリコリコの社会派的側面について~

第4話くらいで中間評を入れたが、本作、やはりすごい。 近年稀に見る傑作だ。 1.社会派の作品として 非常に重層的、多面的な魅力を持つ作品だが、ここでは本作品の社会は作品としての側面と、キャラクターの持つヒロイズムの点に注目していきたい。 今ま…

神戸空港

1.写真 2.カメラ 1.写真 神戸飛行場空港に数年ぶりに行った。 北海道に帰国するためである。 三ノ宮から20分で着く便利のいい空港で、さらにエントランス即手荷物検査場というコンパクトさである。 富山空港といい勝負である。 このどこにも行く余地…

出張@京都

1.ホテル 2.写真 クソじめじめしていた。 8月末日の京都である。 最近、コロナの第7波の感染者数が今までの比ではない。 そのため、出張で近畿地方に帰るにもかかわらず、実家に戻るのは控えて、京都市内でホテルに2泊した。 1.ホテル 前回は、京都…

星景試写@富良野

うーん、微妙かな 富良野で星を撮ろうとしたら、もっとちゃんとロケハンしないといかん。 盆地で、街の明かりが強いので、なかなかいいスポットを探すのは難しい。 もういっちょ 構図的にはこんなもんかと思うが、どうも風景が難しい。

AF-S NIKKOR単焦点画角比較

1.AF-S NIKKOR 35mm F1.8 G ED 2.AF-S NIKKOR 20mm F1.8 G ED 3.AF-S NIKKOR 85mm F1.8 G 4.AF-S NIKKOR 50mm F1.8 G 5.最後に 1.AF-S NIKKOR 35mm F1.8 G ED まずは、広角の入り口である35mmから。 シャドーをかなりギシギシさせた 雲から光条…