二日間開催されるRally Kamuyの一日目。
(ちなみに今日は二日目だが、疲れてだるいので観戦中止することに)
1.リエゾン区間
今年は、最上級クラスのJN1クラス*1に、去年まではJN2クラスだった元F1レーサーのヘイッキ・コヴァライネンが参戦。去年までFRのトヨタ86で四駆勢を相手にボロ勝ちしていた男が、世界中のラリーレースで勝ちまくるシュコダ・ファビアR5に乗って参戦。鬼に金棒で、今シーズンは2位以下に倍近いポイント差をつけている。
ファビアR5は、F1と同じ主催団体・国際自動車連盟FIAの定めるR5(現Rally2)規定の改造車両で、実質的に日本のJN1クラスよりも戦闘力が高い。このため、JN1クラスのGRヤリスやWRXを擁する他チームからは、R5車両はカテゴリーを別にすべきだとまで言われている。
実際それくらい、速い。
ファビアはもともと日本に輸入されていないクルマで、型式認定されていないため、ラリーの時だけ走れる仮ナンバー付きという何とも怪しいクルマである。よって、ラリー会場から家まで自走で帰れない。まぁ帰らんだろうが。
HQ、あるいはパルク・フェルメから出走してSS*2までの移動区間は一般道で、これをリエゾン区間という。
リエゾンの途中の黒松内のパン屋とピザ屋がおいしいことで評判の道の駅で、パン買って喰いながら車の通過待ちをして、撮っていった。
横着をして三脚なし手持ち撮影で撮ったが、歩留まりがひどいものでほとんど使い物にならなかった。
路上には私の他にもむさくるしい格好の「おまいら」*3がいたが、9割がた手持ち撮影である。
まともに撮れるものだろうか?
基本、絞り値を絞って被写界深度を深くして、かつピント固定で高速連写の三要件をそろえないと撮れない。明るさが足りなければISO感度上げて何とかする。最近のイメージセンサーは好感度ノイズ出にくいから、ここは全面的にこの高性能に頼る。これ、去年のRally Kamuyで試行錯誤して得た教訓だが、一年たったら忘れてた・・・(汗
手持ち撮影で、被写体が突然来て通り過ぎるので、水平がいい加減な状態で撮った一枚。
しかし、動体撮影で傾きもこの程度ならば、意図的な水平崩しとして、一応構図が成立している範疇かなと思う。
水平が崩れてても写真構図として成立しているように見える珍しい例かと。
昆布温泉の益の近くまで戻って張っていた時の一枚。今度はきちんと三脚たてました。
動体は、左から右に向かって動いている方が、逆向きより構図上おさまりがいいっぽい。
2.パルク・フェルメ
車検場に戻ってきて、協議から帰ってきた車を撮影。
動いていない方が撮りやすい( ^ω^)
現在最強のマシン。
チームは、愛知県豊橋市石巻町に拠点を置く。通ってた幼稚園と中学校の近くやん・・・
世界中のラリーレースでは、名門のフォード勢のフィエスタより、シュコダファビアの方が速いらしい。時代が変わったもんですな。
パルク・フェルメの働くおっさんたち撮ってるのもそれはそれでおもろいです。
現場でジャッキアップして、下に潜り込んで整備。午後のステージに備えております。
カーナンバー2勝田GRヤリス(後ろ)と、同3の福永ファビアですな。
お互い何してるのか丸見えという
50代以上のおじさんおばさんも元気に現役でレースに参戦しとります。
平均年齢高くないか?
レース自体は、走る前からだいたい結果わかる(笑)*4ので刺激はないが、会場の雰囲気やラリーに参戦するおっちゃんおばちゃんらの楽しそうな姿も含めて、こうしたお祭り自体がいいもんです。
自転車レースとともに、ラリーももっと盛り上がってほしいですな。