手軽な一揆の起こし方

エセ評論家の生活と意見

AF-S NIKKOR単焦点画角比較

 

1.AF-S NIKKOR 35mm F1.8 G ED

まずは、広角の入り口である35mmから。

シャドーをかなりギシギシさせた

雲から光条が少しだけ出ているが、モニターの再生能力的にほとんど見えないと思われる。

こちらも1枚目と同様、露出アンダー

近景が雲の下のため、影になっている。

こちらも、光条はかなり見えにくい。

しかし光の再現度や繊細さはある。

35mmはパースが強く聞きすぎないので端正さを失わないぎりぎりの画角。

 

2.AF-S NIKKOR 20mm F1.8 G ED

続いて、明確に違いがわかる広角、20mm。

こちらも露出は低めに

別の写真:テレビ画面と同じ9:16アスペクトにクロップ

20mmのパノラマ感が、9:16にすることでより強くなる。

この画角になると、割り切ってパースペクティブの強さを強調した写真にしていく糸で行くのが吉。

 

3.AF-S NIKKOR 85mm F1.8 G

あえてわかりやすく、一期に望遠に振って85mm。

尻別岳、一期に望遠感が出る

色の出方などがややマイルドに思える。

35mm、20mmの方が、空の色がビビッドに出ていたように感じる。

また、広角の方が光を鋭く描写している(前述の光条の残影のようなものもそう)。

横に広い広大な風景だが、あえて望遠で撮る

 

4.AF-S NIKKOR 50mm F1.8 G

最後に、中庸、標準、50mm。

中庸

拡大しても荒れておらず、コントラストもしっかりしてる。

縦構図でもよかったか

こうした風景では、よほどの意図があるか、被写体の位置関係がハマるかしたら50mmでもよいだろうが、そうでない限りなかなか難しい。

5.最後に

RAW現像時に当てるパラメーターはすべて違うため、写真をすべて同列に見ることはできない。

しかし、パラメーターを操作した際の色や明るさの動き方は、どれもかなり共通している。85mmだけややコントラスト・あるいは光の鋭さが弱い感があるが、これは焦点距離ゆえのものもあると思われる。