結論からいうと失敗だ。
今年に入ってから、夜まともに晴れた日はほとんどなかったように思う。
2月も半ばに差し掛かって、ようやく快晴の夜があった。
月の入り時間が深夜1時、しかも半月よりちょっと太い・・・。
本来であれば、こんなコンディションでは星景撮影はしない。
月は邪魔な光害だからである。
あまりにも久しぶりの晴れだったので、半月だろうが構わず撮りに行った。
それにしても月があれほど明るいとは思わなかった。
いや、予想を超えてしまったのには誤算もある。
「雪」である。
月光が地上の雪に反射し、さらに夜を明るくする。
こうしてただでさえ明るすぎる中で、さらにスキー場の証明が追い打ちをかける。
スキー場の人工光は、極めて強く厄介だ。
今後は、「ハーフNDフィルター」などの調達が必要かもしれない。
クソ高いけど。。。
とまれ、写真である。
うーん。微妙。
ISO1600くらいまで上げたいところだが、明るくなりすぎて収拾がつかない。特にスキー場である。
よって、本来感度不足のように思うが、ISO800まで落とした。
月光とその雪への反射、そしてスキー場のために、星がかなりかき消されている。
星景写真というより、もはや夜景写真といったところか。
ハーフNDでスキー場の露光を抑えれば、もう少しバランスが良くなったかもしれない。
被写体である期の周りがぼーっと明るく浮き出ている
なぜこうなるのかは知らん(汗
これまた、もはやただの夜の風景写真である。
やはり、雪の季節であればなおのこと、月のない日を選ばねばならないと痛感できた実験だった。