手軽な一揆の起こし方

エセ評論家の生活と意見

半月の夜に星景写真撮ってみた

結論からいうと失敗だ。

今年に入ってから、夜まともに晴れた日はほとんどなかったように思う。

2月も半ばに差し掛かって、ようやく快晴の夜があった。

月の入り時間が深夜1時、しかも半月よりちょっと太い・・・。

本来であれば、こんなコンディションでは星景撮影はしない。

月は邪魔な光害だからである。

あまりにも久しぶりの晴れだったので、半月だろうが構わず撮りに行った。

 

それにしても月があれほど明るいとは思わなかった。

いや、予想を超えてしまったのには誤算もある。

「雪」である。

月光が地上の雪に反射し、さらに夜を明るくする。

 

こうしてただでさえ明るすぎる中で、さらにスキー場の証明が追い打ちをかける。

スキー場の人工光は、極めて強く厄介だ。

今後は、「ハーフNDフィルター」などの調達が必要かもしれない。

クソ高いけど。。。

 

とまれ、写真である。

 

f:id:maitreyakaruna:20220212064501j:plain

Z6 / AF-S NIKKOR 20mm F1.8G, ISO800 SS10 F2.2

うーん。微妙。

ISO1600くらいまで上げたいところだが、明るくなりすぎて収拾がつかない。特にスキー場である。

よって、本来感度不足のように思うが、ISO800まで落とした。

月光とその雪への反射、そしてスキー場のために、星がかなりかき消されている。

星景写真というより、もはや夜景写真といったところか。

ハーフNDでスキー場の露光を抑えれば、もう少しバランスが良くなったかもしれない。

 

f:id:maitreyakaruna:20220212064911j:plain

Z6 / AF-S NIKKOR 20mm F1.8G, ISO1600 SS10 F2.2

被写体である期の周りがぼーっと明るく浮き出ている

なぜこうなるのかは知らん(汗

これまた、もはやただの夜の風景写真である。

 

やはり、雪の季節であればなおのこと、月のない日を選ばねばならないと痛感できた実験だった。