手軽な一揆の起こし方

エセ評論家の生活と意見

AF-S Nikkor 20mm f1.8 G ED/Nikon Z6 星景撮影

久々に家から車で5分の所で星景撮影。

快晴の新月というのは、年中探してもそうないもので、まともな星景撮影を住んでいる場所でできる日など、本当に年に10階もチャンスがあるか内科ではないか。

北の空

まずは北の空。

6月中旬の夜9時ころだと、右の橋に天の川が少しかかっている。

しかし、札幌小樽の光害でだいぶ潰されている。

左手=西の空は、9時とはいえまだ日が沈んで間がないため、長秒露光すると明るさが残る。

真正面の画面下から3分の1くらいのところに、カシオペアがいるが見えるだろうか?

南の空

羊蹄山が真南に見える。
何度とってもこうなったのでしたかがないのだが、人工衛星の軌道が多すぎる。

今までで一番人工衛星が多かったように見える。

流れ星であればもっと軌条が長くかつ明るいので、まったくきれいさが違うのだが。

左下手の方が明るくなっているが、これは天の川の断片である。

画面左3分の1とした3分の1の栓の交点近くに、オレンジ色に光る星があるが、おそらくこれがさそり座のアルファルド(その星座で最も明るい星)であるアンタレスと思われる。

さそり座は、頭を羊蹄山の左肩にもたげている。

今回はRAW現像の方針を変えて、ノイズはある程度乗ってしまうものとあきらめて、星のもともとの色や、星の光を浮かび上がらせることに主眼を置いてパラメーター調整をした。

もっとも、全体的に露光がやや弱かったようには思う。

次回は、収差(これも一種のノイズ)をあきらめて、絞り値をより開けて撮るようにして見るか。

ホワイトバランスはカメラの設定を信用してオートで撮影したが、概ね良好だったように思う。拡大してよく見ると、星がオレンジ、黄色、白、青など様々な色を発しているのがわかる。