実家の庭とガーデンミュージアム比叡で撮った写真の中で、二線級のやつをあさっていたら、現像処理すればまぁそこそこになるか、というものがいくつかあったので、掲載していこう。
1.実家の庭
名前がわからんww
花の奥に養生の糸が映り込んでいるのが惜しいが、まぁ仕方がない。
フォーカスが手前にきすぎているきらいがある。
花壇の切れ目を入れない方がより奥行き感が出たと思われる。
あと、写っている花の強さが、際立ったものがないため視線誘導ができていない。
奥の納屋、ジューンベリーの木、セージの花などはいいが、手前の日が当たっている葉っぱが絵的に強すぎるのが難点か。
2.ガーデンミュージアム比叡
ガーデンミュージアム比叡は、京都アニメーションとタイアップしているようで、ミュージアムのコンセプトである印象派とともに、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの作中に出てくる花をイメージしたガーデニングを展開しているらしい。
しおれた花が混じっているのが難点だが、まぁ許容範囲か。
同系色だけでまとまらず、黄色と紫という補色関係の花を配するというところが、色彩として際立たせやすい。
デイジーか?
劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンで、50年前に一世を風靡した自動手記人形ヴァイオレット・エヴァーガーデンの足跡を追う1人旅に出たティーンの少女、作品の語り手は、デイジー・マグノリアだった。
蜂が蜜を吸いに来ている白い花がやや白飛び気味である。
手前から奥にかけて低い花~高い花となっており、全てがエグジビットされるように工夫されているのがわかる。
菫(ヴァイオレット)も下の方に顔をのぞかせている。
よくわからんぼんぼんのような花。奥にベンチがあることで講演らしい雰囲気がわかる。
これは、高い花同士で高さにさらに行程がついており、さらにやはり青~紫系統の色と黄色系統の色の補色関係のものが配置されている。
モネの池のほとりに咲いている。
マグノリアは、作中でも重要な登場人物の一家の姓だ。
クラーラそのその娘のアン、さらにその孫デイジー。
過去から未来へと受け継がれていった思いをつなぐ一家が、マグノリア家だった。
ハンギングバスケットを広角で撮影した。
黄色、白、青、オレンジと配色もよい。また花弁の大きさを計算して小さい花と大きい花がペアになり、真ん中に大きい花、それを挟んで小さい花がたくさん、という配置になっていることもわかる。
ネモフィラ畑。
遠景で撮ると何が何だかわかりにくいのが反省点だ。
色合いのばらけさせ方が細かく計算されているのがわかる。
3.おまけ
曇っていたのでいい加減な写り(あと水平も怪しい)が、久々に見下ろした大津だ。
10年ほども住んでいたので、どこに何があってというのが、手に取るようにわかる。
さらに霞んでいていい加減な写真だ。
しかし洛中の大寺院の大屋根などは、見ればだいたいどれが何かわかる。
拡大して観察してみるのも面白い。