会津若松から車で30分ほどの宿場町、大内宿にも行った。
ここは会津藩が参勤交代で江戸に向かう際に、南下して日光に到り、そこから日光街道を経て江戸に入るルート上の最初の宿場である。
太い白ネギ一本でそばをすくって食べる謎の名物があるが、昼時を過ぎていたので食べてはいない。
時期が時期だけあって鯉のぼりが出ていた。
桜もまだ残っていた。南東北でも山間部ゆえか、この時期でも桜が見られたのはよかった。
東京では1か月半も前に桜が咲いたというのに、品種と地方が違うとここまでよくばらつくものである。
よくあるアングルで、まぁこのために作られた展望台から撮ったのだから当然である。
芝桜も同じ時期に咲いている。
北陸などでは、桜は4月、芝桜は同じこの時期であったためかぶらなかったが、こっちでは重複するらしい。
規模的には妻籠宿や馬籠宿と同じか少し小さいくらい。
行ったことはないが、おそらく奈良井宿よりは小さいと思われる。
若狭の熊川宿の方が距離は長いが、建物の保存の良さ、一つずつの規模や商店として営業されている割合でいえば、こちらの方が大きい。
関東地方と東北地方からの観光客(過半数は関東?)で大変にぎわっていた。
栃餅や漬物など買おうかと思ったが、結局ここでは買わず、翌日若松市内の酒蔵で購入した。