10月中旬に滋賀県で講演があったので、そのついで帰省した。
さらにそのついでに北海道から新潟に降り立って新潟を観光することにした。
さらにそのついでに斑尾に泊まって軽井沢に行き、軽井沢から京都へ向かうついでに金沢にも寄った。
今回はその第一弾。
新千歳空港の一番端っこの味噌っかすみたいな搭乗口に通された。
以前春に新潟~帰って来た時もそうだったが、飛行機はボンバルディアか何かのターボプロップ機で、狭くて遅い。機種はDHCナンタラとか言ったか。
夜7時15分発で、新潟につくのが8時45分くらい。痛みまでの半分の距離だが、上昇下降に時間がかかるのと鈍足のプロペラ機なのとで、所要時間は30分も変わらない。
着いたら九時過ぎに空港から路線バスで市内のホテルに向かった。
以前春に来た時に泊まったホテルで、広々して寝やすかったのでまたここにした。
一泊6000円位で安くもあった。
内装は改装済みで、過ごしやすかった。
翌日の朝7時半に新潟駅発のしらゆきに乗った。
新潟県各地は、上越新幹線や北陸新幹線で東京と結ばれてはいるが、新潟県内はほとんどつながれていない。
ちなみに、上越新幹線は上野(こうずけ)と越後を結ぶ新幹線の意味であり、上越地方を通るわけではない。
しらゆきは、新潟県内を下越・中越・上越と横ぐしで結ぶ唯一の特急である。
一日片道5本ほどで、非常に少ない。
Yahoo乗換検索をすると、新潟から上越新幹線で高崎に行き、そこから北陸新幹線で上越妙高に向かえという訳の分からん案内が出る。
それくらい地方の都市間交通は壊滅している。
新潟から上越市の直江津まで向かい、そこから春日山城までバスで行くことにした。
ところが、このバスを運行する頚城バスの案内が非常にわかりにくかった。
何せ、頚城バスの公式サイトに載っている路線図より、上越市役所のウェブサイトに市内のバス路線図として掲載されている頚城バスの路線図の方が、なぜかわかりやすいくらいである。
当然、バスの路線がわかったとしても直江津駅のどこにバスが来るのか、わかったものではなかった。
結局、時刻表の前からバス会社に電話をしてようやくわかった。
それでも予定のバスを一本乗り過ごしたが。
春日山城につく頃にタイミングよく雨が降り始めやがった。