1.飽きた
盛岡に研修講師で行ってきた。
弘前には、函館本線から新幹線などを乗り継いで、なぜか東京に行くのと同じ所要時間でたどり着いた。
盛岡にも、同様に鉄道一本で行けるのだが、正直飽きてきた。
今年1月、GW、そして5月の出張と、区間は若干違うが東北新幹線に想定外の頻度で乗っているためだ。
まさか北海道に住んでいて、東北、上越、東海道などこんなに多頻度で新幹線に乗ることになるとは思わなかった。
ということで、今回はYouTubeのエンイチぶらり旅よろしく、フェリーで行くことに。
2.行程
1)まず新千歳へ
まず、新千歳空港に向かう。
これには理由がある。
新千歳空港近くには、大型の駐車場が多く、長期間駐車できる。空港への送迎バスもある。
いつも空港から規制などする際に利用している駐車場に車を停めて、空港に向かう。こうすると、帰路に飛行機を選択できるというメリットもある。
2)苫小牧駅へ
盲腸線の新千歳空港駅から南千歳駅へ行き、そこから苫小牧を目指す。
3)苫小牧西港へ
苫小牧についたら次はバスである。苫小牧西港フェリーターミナルへ向かう。
西港は今回乗るシルバーフェリーと、太平洋フェリーの共用ターミナルである。
新日本海フェリーは、駅から遠い(厚真町?)にある東ターミナルである。
バスが20分遅れで来た。
札幌からの長距離バスのため、遅れが出やすいのだろう。
それにしても、音に聞こえてはいたが苫小牧駅前には何もなく、不便した。
駅の真ん前のショッピングセンターは閉鎖して廃墟であり、コンビニすらも見える場所にはない。
ターミナルは立派で、地方空港よりもきれいである。
4)シルバープリンセス
今回乗船したのはシルバーフェリーのシルバープリンセス号。
部屋は最上級だったが、それでも徒歩乗船ならば13,500円。
交通費と宿泊代を考えれば、鉄道航空より圧倒的に安い。
よく言われるように、ホテルみたいな部屋である。
実際泊まってみると、ベッドはシングルよりさらにワンサイズ小さいようである。
またバスタブも、ビジネスホテルのそれより一回り小さい。
船舶専用のサイズなのだろうか?
おそらく、新日本海フェリーの特等室やスイートの場合は、ベッドはクイーンサイズと聞いている(エンイチさん情報)ので、普通のホテルと同じサイズなのだろう。
本来ならば「酔わない檸檬堂」あたり晩酌でもやるべき(?)なのだろうが、で翌朝4時15分にはたたき起こされるため、9時過ぎの出向とほぼ同時に寝る。
ちなみに、波は穏やかでよいはしなかったが、下船してから1週間近く三半規管が若干おかしいような気がする。続くようなら病院行くか。と思ったらここ数日で治ってきた。
5)八戸
舞鶴や小樽がそうだったので、フェリーターミナルというのは大概どこもそうなのかもしれないが、肝心のフェリーの乗降時間帯に食堂などが開いていない。
今回八戸で下船してから、ターミナルに駅行のバスが来るまで40分もあったが、近くにはコンビニも何もない。
朝食べるパンなどは、前日乗船前にコンビニなどで調達しておくことが強く推奨される。シルバーフェリーは、船内にもカップ麺以外の軽食は何もないからである。
6)八戸駅から新幹線で盛岡へ
部屋は広かったがその周辺のすべてが爺臭かった八戸港までの道中とうって変わって、新幹線ホームは近未来的であった。
時刻はまだ6時台。
八戸から30分弱で盛岡に到るため、7時半前には盛岡に到着するという、余裕の(というが時間を持て余す)行程であった。