手振れ補正がついていない。
コンパクトで持ち運びしやすそうなんだが、手振れ補正ないのはキツイ。先日長野に行った際も、D7500は一眼レフゆえにボディ内手振れ補正がなかった。
一度Z6の5段分手振れ補正(手振れ補正業界ではこれでも控えめ)を使ってしまうと、手振れ補正なしがものすごく使いづらいと感じる。
手振れ補正があると、シャッタースピードを遅くできる。
遅くすると、人が動いていく姿が躍動感をもって撮れる。
動体ブレだ。
こうすると、人が動くことで時間の流れを、動く人の家路(?)を急ぐような雰囲気を、さらに顔が写らないことで匿名化し、情報のコントロールもできる。
写真中に人物の顔が写ると、見る人の目はそこに吸い込まれる。人にとって、人の顔とはそれほどに「強い」情報ということだ。
その顔を匿名化できれば、人物そのものを一気に「風景の一部」に溶け込ませることができる。本来「顔」が持つ情報としての強度を弱めることが、動体ブレを駆使することでできるようになる。
その動体ブレを、三脚(花見小路など使用禁止の場所は多い)を使わずンできるようにするのが手振れ補正、分けても強力な、ボディ内手振れ補正(イメージセンサーをジャイロの中に浮かせて置き、カメラボディが動いてもセンサーが動かないようにする)だ。
Canonは、Z30やZ50と同じAPS-Cセンサーのミラーレス、R7に8段(!)という驚異の手振れ補正を載せる。
正直、手振れ補正自体ないという商品設計、今日日ちょっとないわなぁ・・・
Nikonさん、たのんまっせ