先々週になるか。
買い物で出たついでに遠回りして、山の東側の名水の湧く公園に行ってみた。
先々週はまだ雪が多く残っていた。
三脚もNDフィルターもない、カメラ一つだけ持って行ったので、雪のまぶしさがかなり厳しい。
本当は、もっとシャッターを長く開けて水の流れを表したかったところ。
不思議なもので、気温はまだ低いが、日差しは春のそれである。
温度的には、現在でもまだ最低気温はマイナス1度くらいまで下がっている。
最高気温も10度あれば温かいほうだ。
それでも春霞は出るし、日差しが温かいことは大津や京都と同じだ。
日差しはご覧の通り。
冬のような無窮の空、という感じではなくなってきた、ように思う。
さて、北海道の季節の移ろいはさるものとして、では近畿地方と北海道の間はどうなのか?
北海道ー近畿間の移動に飛行機を使うと、便利だがそうした移り変わりがわからない。一度、全行程鉄道での移動&岩手県での途中下車をしてみる。
東北新幹線も、14日には全面復旧の予定だ。GWには間に合う。
倶知安-長万部(函館本線、6時台前半の一本を逃すと12時半まで便がない)
盛岡-平泉(東北本線鈍行、12駅くらいある。岩手広い・・・)(一泊)
平泉-一ノ関(鈍行2駅)
一ノ関-仙台-東京(やまびこ=はやぶさ)
東京-京都(のぞみ)
丹波橋-樟葉(京阪)
うーん・・・
一応日本って、鉄道でつながっているのはすごいとは思う。
しかし、だ。
この長大な区間の最大の弱点が、のっけから、つまり倶知安-長万部というのはなんとも。
ちなみに、倶知安から特急北斗に乗れる駅に出る手段は、他に倶知安駅発伊達駅行きのバスしかない。これは1日に3本だけで、片道2時間半というマゾヒズムの極致を体感できる。
この状態で、この地域はなぜか新幹線ができる予定で、それに合わせて在来線は全廃が正式に決定した(バス転換)。
地域の人々は、ぼんやりと新幹線が来たら札幌へのアクセスもよくなると期待している。一面ではそうだろうが、果たして何時間に一本新幹線が止まるだろうか?
今でも在来線は2時間に1本だ。
新幹線が1時間に1本も止まってくれる保証はどこにもないし、むしろ止まらないだろう予想の方が十分容易に成り立つ。
まぁ、どうなることやら。