靴が少ない。
バリエーションがなく、特に私用ではけるものがない。
黒の革靴などまさか私用で履くわけにもいくまいし。
ということで、靴を買い、欲しい本の候補の内容の確認と、カメラ・レンズ現物の性能と価格の確認に札幌に行く。
北海道庁の旧庁舎は現在改装中で全く外観は見えないが、前庭は刃が生い茂っていた。
綺麗に植栽選定するという感じではなく、何となくワイルドな感じである。
まぁある意味北海道らしい。
中途半端な選定をして殺風景になる傾向の、東京の公園・庭園よりは、まぁいっそ清々しくていいかと。
まぁ、京都の繊細美麗な庭園とかは別格としても、「それぞれの良さがある」というのがフェアな見方だろう。
池には大量のスイレンが浮いている。
水草が多く、周辺のポプラの木からは鬼のように綿毛が飛んできている。
車で走っていると、フロントガラスにこびりついてすぐ汚れるほどである。
庭園内も、ポプラから落ちてきた綿毛で、周りの地面は一面真っ白だった。
北海道民、札幌市民からすれば普通の風物詩なのだろう。
官庁街と駅が近接している、考えてみれば珍しい町で、そのど真ん中にこうした庭園のある北海道庁の敷地がある。
葉から直接に花が出ているので睡蓮である。
そういえば、木蓮は枝から上に向いて花が咲いているから、樹から蓮の花が咲いたように見えたのだろう。知らんけど。
北海道は6月も梅雨知らずである。
東海近畿地方のGWくらいの気候が、今の札幌、小樽、ニセコなどの気候だ。
富良野は、盆地ゆえか先に暑くなっているようだが。