手軽な一揆の起こし方

エセ評論家の生活と意見

2022-01-01から1年間の記事一覧

夏の空の写真

2回続けてアニメ時評だったので、写真の記事も少しだけ。 今回は、85mm単焦点と、35mm単焦点の二つで撮った写真。 まず一つ目。 Z6/AF-S NIKKOR 85mm G 雲の質感をメインにした。 85mmで圧縮効果が出るので、雲の大きさと山の相対的な小ささを意識した。 下…

「サマータイムレンダ」中間評(ネタバレ)

第一期3か月分が終了し、期待通り、どころか期待以上に、どんどんアクセルふかしている。 summertime-anime.com 1.概要 2.何がええって、紀州弁や 3.舞台の臨場感、レンダリング 4.最後に Summertime Rendering 1.概要 maitreyakaruna.hatenablog…

リコリス・リコイルしか勝たん!

1.オリジナル・アニメ作品 2.リコリス・リコイル 3.ストーリーにおける表現 4.制作陣 1)監督 2)ストーリー原案 3)キャラデザ 4)表現イディオム 5.終わりに おっちゃん久しぶりに深夜アニメらしい深夜アニメ見たわ(誰や lycoris-recoil.co…

東京国立博物館 本館

四天王像 東京国立博物館は、5棟ほどの建物があり、午前中の3時間ほどではごく一部しか廻ることができない。 今回は、ひとまず本館1階と、東洋館の一部だけを見た。 館内の収蔵品は、外部からの寄託品の一部を除いて撮影可で、そこは西洋美術館と同じだ。…

東京国立博物館 東洋館

ガンダーラの釈迦像 2-3世紀 ガンダーラの釈迦三尊像である。 両脇にあるのは仏道に帰依した梵天と帝釈天であり、日本でよく見る釈迦三尊像(釈迦如来、普賢菩薩、勢至菩薩)と異なる。 地方と時代から、大乗仏教のものか。 菩薩交脚像 如来が簡素な僧衣…

東京出張二日目

1.国立西洋美術館 2.ホテルは八重洲と上野の間=秋葉原 1.国立西洋美術館 二日目に研修講義が昼からあったが、午前中は上野の国立西洋美術館にいた。 館内の作品は写真撮影可で、日本の美術館では珍しい。 しかし知らなかったためカメラはロッカーにお…

東京出張2022.08

1.チェーンの居酒屋の方が安全か 2.宿泊 1.チェーンの居酒屋の方が安全か 去年の11月以来の東京出張だった。 自分が所属する同業者団体の東京にある本部で、研修講師をする仕事だった。 前回の東京出張は、帰ってきて写真のRAW現像をしている最中に…

AF-S NIKKOR 35mm F1.8やっぱええわ

札幌の新善光寺 札幌で納涼会があったので泊りがけでいってきた。 翌朝起きて、人の一番少ないすすきのを散歩してみた。 札幌なのにかなり暑いが、同じ時期の東京大阪はこんなもんではない。 湿度と気温の責め苦のレベルが違う。 札幌も、ヒートアイランドな…

特に書くこともないので

1)暗殺事件のその後まとめ 2)で、カスゴミ、あ間違えたマスゴミ、いや違うマスコミ 3)コイツらはなんなのか マスコミが病原ではないか。 立憲主義・民主主義という制度を壊疽させる犯人探しの話だ。 今回の安倍暗殺事件で、この疑念というより随分前から…

パリピ孔明視聴完了レビュー(辛口)

1.採点表 2.分析 1)語りの視点 2)ストーリーラインの本数 3)時間軸の流れ 4)語りの技法 3.総評 1)孔明の登場回数が減るのが悪いのか? 2)無駄なトピックの多さ~第4話から第6話を中心に~ 3)話のつなぎの悪さ~第7話から第9話を中心…

Rally Kamuy 2022 Leg 1

1.リエゾン区間 2.パルク・フェルメ 二日間開催されるRally Kamuyの一日目。 (ちなみに今日は二日目だが、疲れてだるいので観戦中止することに) 1.リエゾン区間 今年は、最上級クラスのJN1クラス*1に、去年まではJN2クラスだった元F1レーサーのヘイ…

緊急寄稿:無関心の極北

1)経緯 2)民主主義は冒涜するに値するか 3)無視された民主主義 4)空気のように当たり前にある、しかし不能に見えるメカニズム 5)安倍政権に至った過程 6)冒涜するにすら値しない 1)経緯 今日、安倍晋三が銃殺されたらしい。 忙しく、当然ネットニュー…

クルマについて考える

日産のノート ハイブリッドの仕組みを調べる ほんなら、トヨタはどやねん そもそもハイブリッドって 将来の車を考える 日産のノート 先日白馬まで行った際、富山空港に着いてからの移動はレンタカーだった。 車種は現行型のNISSAN NOTE e-power www3.nissan.…

2022春季アニメ終盤暫定寸評

1.Aクラス以上の候補 2.雑感 「かぐや様」 「パリピ孔明」 「SPY×FAMILY」 「サマータイムレンダ」 1.Aクラス以上の候補 かぐや様は告らせたい SPY×FAMILY パリピ孔明 サマータイムレンダ 2.雑感 ジャンプ系の原作モノが強い。 「かぐや様」、「SPY…

NIKON Z30が出るけれど・・・

www.nikon-image.com 手振れ補正がついていない。 コンパクトで持ち運びしやすそうなんだが、手振れ補正ないのはキツイ。先日長野に行った際も、D7500は一眼レフゆえにボディ内手振れ補正がなかった。 一度Z6の5段分手振れ補正(手振れ補正業界ではこれでも…

試写2022.06.25

1.小樽 2.喜久屋書店 3.お目当ての本 1.小樽 小樽の本屋に行ったら日本海側は晴れでした。 毛無峠 霞んでるけど、街の方は結構カリカリに映ってますな。 AF-S NIKKOR 85mm F1.8Gで遠景に焦点を当ててみたら、あれ、こんなにカリカリだったっけか?と…

北信越視察旅行で白馬へ

岩岳より望む白馬遠景 1.白馬到着 2.岩岳リゾート 3.宿泊施設 4.青木湖、中綱湖、木崎湖 5.二泊目 6.総括 1.白馬到着 電車すくなっ まぁ、倶知安駅といい勝負であるが、電化されているので白馬の勝ちである。 ここの路線もってるのはJR東日本…

北信越巡行 その3 長野

牛に引かれて善光寺 妙高の後は長野である。 長野には2016年秋に家族旅行でいって以来である。 長野を回るのであれば、牛に引かれて善光寺である。 善光寺さんに参らない手はない。 善光寺参道の洋館的な建物 時刻は午前11時。 気が滅入る廃墟ツアーの…

北信越巡行 その2 妙高赤倉

一日目は富山を経て糸魚川のビジネスホテルで泊まった。 翌日は、糸魚川から妙高を経て長野を周り、白馬に至った。 朝7時半に出て、昼1時過ぎに白馬に至った。 本当は、上越高田などゆっくり見てまわりたかったが、時間がなく駆け足で早朝の妙高を見た。 …

北信越巡行 その1 富山

先週は土曜日から富山入りだったため、ここ2週間近くずっと動いていた。 あー疲れた。 行った先の写真を順に載せていこうと思う。 まずは富山から。 1.富山城 2.富山県美術館 3.文苑堂 1.富山城 富山城とハンギングバスケット1 富山城は昔小学生の…

響け!ユーフォニアム 続編決定

1.朗報! 2.概要 3.京アニの現状 1.朗報! www.youtube.com 2015年春シーズンに第一期放送が開始された、京都アニメーション制作のテレビアニメシリーズ、ついに完結編を迎える。 2019年の痛ましい放火事件のあと、果たして今後どうなるのかと思い、…

OLYMPUS PEN E-P1を使ってみての評価

E-P1の写真を振り返ってみ用と思う。 1.写真その1 2.写真その2 3.写真その3 4.写真その4 5.その他の写真 6.まとめ 1.写真その1 麦秋の羊蹄山 まずはRAW撮りしたこの写真。 ちょっと全体が青に転んでいるような感じがする(特に緑の中に青…

E-P1、ついに限界か・・・!?

1.Olympus E-P1とは 2.んで、試写してみると 3.物撮りはどうか? 1.Olympus E-P1とは ウチの一番古いカメラは、Olympus E-P1というマイクロフォーサーズ(MFT)センサーのミラーレス一眼だ。 発売はなんと2009年。 もう干支が一回りして二回り目…

花と庭の写真 その2

実家の庭とガーデンミュージアム比叡で撮った写真の中で、二線級のやつをあさっていたら、現像処理すればまぁそこそこになるか、というものがいくつかあったので、掲載していこう。 1.実家の庭 2.ガーデンミュージアム比叡 3.おまけ 1.実家の庭 その…

アニメ「平家物語」視聴完了レビュー後編

heike-anime.asmik-ace.co.jp 小説家の古川日出男による現代語訳の平家物語を底本として、山田尚子監督、吉田玲子脚本、制作Science SARUで作られた本作のレビューの後編。 前半はこちら↓ maitreyakaruna.hatenablog.com 評価スコア 批評 5.重盛と死 6.…

アニメ「平家物語」視聴完了レビュー前編

本作の正体は、「The Making of Feiqe Monogatari」だ! heike-anime.asmik-ace.co.jp 小説家の古川日出男による現代語訳の平家物語を底本として、山田尚子監督、吉田玲子脚本、制作Science SARUで作られた本作のレビュー。 評価スコア 批評 1.基本情報 2…

庭の写真

庭の写真、晴れ ゴールデンウィークに近畿地方に変えることが3シーズンほどなかったため、この間これほど晴れるものかと驚いた。 ヴィヴィッドレッド コメントではなく写真のみを張っていく。 夕方4時ころ 陰翳 立体感は陰翳により出る。 実家の庭 ガーデ…

熊野・新宮の絶景

再掲、丸山千枚田 1.まずは一泊 丸山千枚田を拝んで、熊野の海辺に下りてきて回転ずしを食い、尾鷲に投宿。 泊ったのはまたも、一関と同じくビジネス旅館。 www.mochizuki.co.jp 古い設備だが、まじめな印象。 宿の消毒 空気清浄機やエアコンなどはきちん…

熊野丸山千枚田の夕日

黄泉の国へいたる道は熊野にあったとされる。 熊野三山を象徴するの八咫烏は、かつての鳥葬の名残である。 熊野川の河口から、かつては遺体を船に乗せて浄土へと送る「補陀落渡海」という水葬もされたという。 熊野は、死出の旅への入り口であった。 明日香…

明日香~熊野 前編 明日香という内陸から見る通商と政治

1.ゴールデンウィークに動かざるをえないことへのボヤキ 今回は奈良・明日香を経由して熊野に向かう強行日程である。 実家から奈良に向かうにもルートがいくつかあるが、高速道路・幹線道路である限り必ず詰まる。 しかも今回は、慣れない初ルートを選択し…